【感想・ネタバレ】虐げられた秀才令嬢と隣国の腹黒研究者様の甘やかな薬草実験室のレビュー

琴乃葉 / さんど

ジルギスタ国の薬草研究者であるライラは、
同じ研究所の婚約者や妹に「雑用係」と罵られ、
重ねた努力を誰からも認められない日々を過ごしていた。

挙句の果てには婚約破棄まで言い渡され、
研究所を去ることを決意したライラ。

そんな時、隣国で研究者をしているという
アシュレンに出会う。

「ここで愛を囁けばロマンティックなのだろうが、
俺は貴女をスカウトしに来た」

その誘いに希望を見出し、アシュレンの
研究仲間として隣国に渡ったライラ。

そこで充実した日々を過ごすうちに、
二人の心は変化し始め――？

[m · ★★★★★]

終盤まで自分と母親の血筋を隠しながら腹黒な行動をする研究員アシュレンと、最初は腹黒な彼に警戒感を持っていたライラが少しずつ惹かれていく様子がよかったです。

[ぶちゃこ · ★★★★☆]

ヒロインであるライラは、優れた研究者だけど、それはチート能力ではなく、努力する天才というか。報われない中、ひたすら研究を続けるライラはとても素敵な女性ですね。

＃ハッピー

[匿名 · ★★☆☆☆]

可もなく不可もなく

似たようなお話はたくさん読んできましたが、それらを可もなく不可もなく繋ぎ合わせたような感じがしました。主人公の元婚約者や家族がクズなんだけれどいまいち描写が弱くて、いわゆるざまぁ感が満たされないというか、スッキリしないというか。ハッピーエンドでよかったね、が読後の一番の感想です。