あらすじ
「インテリア」というと、家具の選び方であったり、モダン調・ヴィンテージ調といったテイストのことだと理解されることが多い。けれど実際は私たちの生活とインテリアは切っても切り離せないものであり、普段何気なく暮らしている身の回りのすべてがインテリアだといっても過言ではない。
「家づくり」が専門化されることでブラックボックス化されてしまった現代において、「建築」という専門領域と「生活」をつなぐ大気圏としてのインテリア=「超インテリア」という概念のもとに、日本の生活空間、そして都市の姿を新たに提案する。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
かつてウチとソトを分けるのは「建築」の役割だったけど、今やインテリアになっている、それが「超インテリア」。
と書いてもわかりにくいかもしれないが、本書は順を追って説明してくれるので超インテリアの概念は割とスッと入ってくる。
社会的な境界はもはや家の外皮にはないのだ。
では建築のプロはどう考えてどう行動したらいいのか。その道標になりうる本。
Posted by ブクログ
便利・楽・安心などは大切な指標だが
専門化・分業化が進む中、トータルとしての情報が見えず
パッケージにおまかせすることが増えてしまっている
そこは本当の豊かさにつながるのか?
建築だけではなく、様々な社会課題について問題提起されていると感じました
あとがき ちょっと嬉しかった
弊社がきっかけになっていたとは