あらすじ
諸悪の根源は民主主義そのもの! さあ、民主主義をぶっ壊して絶対王政を始めよう!
民主主義や憲法はどうやって生まれたのか、どんな問題を抱えているのか。そしてなぜ問題だらけの民主主義に人類はいつまでもし
がみつき続けるのか。――それは『民主主義が宗教だから』である!
学校では絶対に教えてくれなかった数々の真実を天才美少女生徒会長がやさしく面白くハイテンポにレクチャーする、政治入門書の決定版!
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Posted by ブクログ
民主主義が世界の歴史において形成されていったか。民主主義の決定的な欠点は何か。それに代替する制度「都市独裁」、そしていずれ到来するであろう「百万王国」について熱っぽく語られています。とても面白く読めました!
Posted by ブクログ
生徒会探偵キリカのスピンオフなんだけど、なんと小説ではなく、憲法と民主主義の教本。
天王寺会長がヒカゲに講義をすると言う体裁を取っているんだけど、いや、これめちゃくちゃ面白い。
その説は一般からしたらとんでもないと聞こえるけど、ちゃんと筋は通っていて思考実験としてすごく面白い。
昔から作者は、聖書やキリスト教、天皇に関係する設定のお話を書いたりしてたけど、こう言う政治方面にも興味があったんだと驚いた。
民主主義や人権は宗教であるとか、民主主義の倒壊および百万の都市国家とか、未来予想としても秀逸。
うん、楽しかった。
読まなくても大丈夫かなぁ
本編が面白いのでスピンオフも読んだ方がいいかなと思い読んでみましたが、異世界チート主人公が良い国を建国する。それを別角度から絵書いたようなお話、中学校を卒業していれば「ああ、お伽話だな。」と楽しく読めますが、基本本編とは関係がないので読まなくても大丈夫です。