あらすじ
ケリー・ワシントン主演、Netflixで映画化決定!
『ROCKAWAY SURFING HEADLONG INTO A NEW LIFE』の翻訳書。
海辺の町で“これから”と向き合う女性の物語——
この場所でなら、この人たちとなら、
わたしは好きな自分でいられる
【本書について】
ニューヨーク・マンハッタンに暮らすジャーナリストのダイアン・カードウェルは、人生を折り返す40代半ばにして結婚生活を失い、再び独身生活を始めることに。子供をもつ夢も失い、人並みの幸せな人生から漂流してしまいますが、思いもかけないサーフィンとの出会いによって、若い頃とはちょっと違う自分探しの旅がはじまります。
慣れ親しんだ生活を手放し、人生の再スタートに選んだ地はマンハッタンから車で1時間ほどのロッカウェイ。ビーチの仲間に加わり、サーフィンがある暮らしに心の傷も癒えたころ、ハリケーンで被災し、町は甚大な被害を受けます。 けれど前を向き、いまを手放さず、ロッカウェイで生きていく――
人生のリスタートを描いた、エールをもらえるノンフィクションです。
目次
プロローグ もう戻れないかも
第一部 海辺にて
1 導かれるままに
2 もっと乗りたい
3 やみくもだった日々
4 はじめてのターン
第二部 一歩ずつ前へ
5 いつかあそこに
6 波を待ちながら
7 錨をおろす
8 嵐の夜に
第三部 仲間とともに
10 砂と瓦礫の町で
11 海へ
12 波に乗る
エピローグ “わたし”の居場所
著者プロフィール
ジャーナリスト。ニューヨーク・タイムズ紙の元記者で、9.11同時多発テロで亡くなった人々についての特集記事『Portraits of Grief』の初代ライターのひとり。ニューヨークのロッカウェイ・ビーチに住み、ガーデニングとサーフィンを楽しむ日々を送っている。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
読み終えて爽やかな潮風を感じた。
40代のダイアンはひょんな事から独身に戻る。彼女が出会ったのはサーフィンだった。
ノンフィクションというと重たい雰囲気の作品が多いイメージだが、本作のように軽やかに人生の陥穽から浮き上がり、波に乗ることを覚える、という作品もあっていい。
サーフィンの経験がないので用語に関してはGoogleを頼りにした。フワッと心が軽くなれる作品です。