あらすじ
報連相を機能させるのは「あなた」です。
この本は、「いつも指示通りに動かない」「ミスをひた隠しにする」「何を考えているかわからない」という部下に困っている、
もしくは「チームでの伝達がうまくいかず、成果が上がらない」と悩んでいる
中堅社員(リーダーやマネジャー)のために書きました。
あなたのチームは「報連相」を徹底することで必ず見違えます。
「報連相」というと「それって新入社員が学ぶものなんじゃないの?」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、実は報連相を機能させるための鍵を握っているのは、部下を指導する立場にある中堅社員、
つまりこの本を手に取った「あなた」なのです。
確かに「報連相」は新入社員研修でも必ず学ぶ、ビジネスパーソンの基本であり、
その大事さは誰でも知っています。
しかしながら、報連相の大事さは理解していても、報連相そのものを正しく理解し、
実践できている中堅社員はいったいどれだけいるでしょうか?
私のリーダー向け、管理職向けのセミナーや研修でも参加者の皆さんから次のような悩みをたくさんお聞きします。
・チーム内で情報がまったく共有されていない
・部下から報告や相談があがってこない
・部下にきちんと伝えたつもりが、実際には伝わっていない
このような部下とのコミュニケーションの悩みだけではなく
・上司とコミュニケーションがうまく取れない
・上司からの指示を、うまく自チームの部下に伝えられない
・上司への報告のタイミングがわからない
など、部下を指導する立場のリーダーやマネジャーは、
上司(部長や経営者)とのコミュニケーションにも悩んでいるのです。
これを放置しておけば仕事が滞るだけではなく、ミスにもつながります。
つまり、報連相は新人だけで終わりではありません。
リーダーとなったあなたはそれをさらに磨き上げ、機能させる責任があるのです。
そこで本書は、新入社員だけでなく中堅社員を対象にした報連相の技術を学ぶことができるようにします。
部下に報連相を徹底してもらえるような仕組みを作り、
自分も部下や上司に的確に報連相ができるようにするのが本書の使命です。
~「はじめに」より(一部変更)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
報告の目的
仕事の進捗を確認するため
部下のメンタル面、体調面を確認するため
部下の仕事の責任を取るため
上司からも部下に積極的に相談をする
理感一致で人は動く
部下に指示をするときのポイント
仕事の目的・目標
部下のメリット
部下の強み
上司が率先して部下に報連相をする
部下は適切なアドバイスを欲しがる前に、上司からしっかり理解されたい
美点凝視のスタンスで叱る
Posted by ブクログ
報連相が大事だと思っていても、どのようにするのがいいのか教えてくれる上司はなかなかいない。
自分が部下や後輩をもつ立場になりつつあるタイミングだったので読んでみましたが、自分に余裕がないと紹介されている理想には辿り着かないと痛感しました。本当に、悪い例として紹介されていることをそのままやってしまいがちであると反省です。
いろいろノウハウ書かれていますが後輩のことを深く知り興味をもって相手に接することから始めようと思います
Posted by ブクログ
評価:普通
参考:守破離(ルールを知り、己で試行し、新たにルールを構築する)、報レンレン相、上司を安心させる、相手の名前重要、enno(文章校正サイト)
再読:不要