あらすじ
引っ越してきた小説家に梅の精はなかなか心を開かない--。小説家と梅の精との恋を描く「不断梅花」。カイに拾われ庭に植えられた猫柳は、カイのことが大好きで--。カイを慕う梅柳の精の心が切ない「飼猫柳」。草木の精が織り成す珠玉の物語。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今回は1冊丸ごと愛しくて大好きですv 梅の木も美人さんですが、ネコヤナギがもうラブリーでうちにも来ていただきたいです!(笑) 名前で呼ぶのもいいですが、「ごしゅじん」という呼び方がかなり好きですv
Posted by ブクログ
どうしていいかわからんくらい2巻がかわいすぎてかわいすぎてかわいすぎて、俺のことをどうにかする気かって感じだよ。ていうかテクノさんの描く雰囲気が好きすぎて好きすぎてどうにかなりそうだよ。
Posted by ブクログ
引っ越してきた小説家に梅の精はなかなか心を開かない―――。
小説家と梅の精との恋を描く「不断梅花」。
カイに拾われ庭に植えられた猫柳は、カイのことが大好きで―――。
カイを慕う猫柳の精の心切ない「飼猫柳」。
草木の精が織り成す珠玉の物語。
Posted by ブクログ
大好きな大好きなテクノサマタさんのシリーズもの。特に薦めるのはこの2巻。収録されてる「不断梅花」「飼猫柳」どちらも同等に素敵。ふわふわしてて、読んでると顔がはにゃ〜んとなります。はにゃ〜んと。
★ラブキャラ:にゃーにゃ、カイ、梅の精、冬
Posted by ブクログ
植物の精と季節、人間が織り成すファンタジーの二巻目。
■不断梅花
小説家の先生が仮住まいにした家には、一本の梅がある。
幽霊の振りをして人を脅かしては追い出していたその梅が、先生にはひどく純粋に見えて―――
■飼猫柳
ご主人に拾ってもらって、撫でてもらって、名前で呼んでもらって―――
最後に一回だけご主人の手に触ってこよう。
そう決心して忍び込んだ「にゃーにゃ」は、なぜかご主人に見つかってしまい、あげく「まりん」と勘違いされて……
好き嫌いは別れそうですが、私は好き。
どちらのお話も、すごくすごくいいです。
絵がかわいくて内容に合ってるし、なにより言葉がいい。
一つ一つの言葉がものすごく純粋で単純で、かなり突き刺さってきます(これも嫌いな人は嫌いそうな雰囲気だけど)
梅の精の幼稚なところや、警戒心はあるくせに単純で、すぐ人を信じてしまうところ。
にゃーにゃの、ひたすら主人を慕う健気さ。
どちらも言葉の言い回しがかわいくて、それが逆に泣けてくる。
これ、天然なのかなあ。
計算だったらすごいな、と思います。
個人的には、桃太郎を見た梅の精が
「桃か竹ならよかった 桃や竹は人間の子供が出ることがあるんだ」
と真剣に言うところがすごく好き。
にゃーにゃの「くびわ!!」と喜んでいる顔も好きー。
いろは、はいいろ
なつは、みどり。
まえあしも、うしろあしも
ゆれるしっぽもないけど
きっとずっと
カイをいちばんすきなねこだよ。
このラスト、すっごい好き。
Posted by ブクログ
サマ先生の描くものというのは、一見しただけでは分かりにくいことがあって。それは説明ネームなどがほっとんどないためかと思うのですが。でも言葉少なにキャラを通して発される想いというのが大変に切なくて良いのです。よ!飼猫柳の話が好きで好きで、何度も読み返しては泣いています。
Posted by ブクログ
巻を追うごとに素敵なお話になって行きました。1巻は様子見だったのか?という感じのショートだったけれど、今回は1つのお話が深くて長くてとても良かったです。内容もドンドン幻想的になって行くんだけれど、実体を持っているので違和感が全然なかった。花と季節だったり、木と人?のお話だったのでBLか?と突っ込みとややこしくなるのですが、お話自体はすごく切なくて良かったです。
Posted by ブクログ
冬春。恋は巡る。
草木の精が織り成す甘く切ない物語
小説家×無愛想美人な梅の精
高校生×ワンコな猫耳少年。
もうすぐいなくなる・・でもずっと好き。
Posted by ブクログ
擬人化ものは「相手に正体が知られてはいけない」もしくは「相手の正体がわからない」と言う昔話的な手法が導入されるが、梅の花のお話はそれがもうひとひねりしてあった。濡れ場は殆どないが、心がほっこりする感じが共通して根底にある。