【感想・ネタバレ】氷竜王と炎の退魔師(4)のレビュー

犬飼のの / 笠井あゆみ

大人気「氷竜王」シリーズ待望の第4弾!! 高校を卒業したら、慈雨(じう)と同じ竜泉学院大学に進学したい──。舞台劇「ロミオとジュリエット」の主役を慈雨と演じ、より慈雨との絆が大切になったルカ。そんなある日、寮でボヤ騒ぎが発生!! 寮生の命の危機に、慈雨は竜人の異能力で水を操り火を消し止める。ところがその様子を動画に取られてしまい!? 竜人と人間、寿命が違う恋人同士が種族を超えて手に入れた純愛──ついにシリーズ完結!! ※口絵・イラスト収録あり

[匿名 · ★★★★★]

このシリーズが大好きなので新刊をすごくすごく待ってました！
暴力的なシーンは苦手だけど、設定も何もかもが他では読めないものなので本当に面白いです。
めちゃくちゃ色んな意味で大変だった潤くんを応援してたので、ルカに自分の過去をあんなにあっさりと話してるのをみて｢いやいや、あなたの方が苦労してきたでしょ！｣と言ってやりたくなりました(笑)
そして、毎度イラストが綺麗でうっとりしてしまいます。
まだまだ続いてくれるんでしょうか？
ずっとこの家族の物語が読めることを願っています。

＃ほのぼの ＃切ない ＃ドキドキハラハラ

[ブクログ · ★★★★☆]

慈雨がすっかり逞しくなって、ルカ先輩と絆を深めていく。そんな中で起こった火災に慈雨はみんなと寮を守ろうと力を使ってしまう。自分が竜人としてしか生きられないことを改めて感じてしまう慈雨。ルカ先輩は慈雨と生きていくことを決め、竜泉学院大学へ進学を決意する。慈雨もまた自分の家族とは別の道をいく決意をした。2人が演じたロミオとジュリエットのように運命的に惹かれ合った2人、でもこの2人は生きていく、ずっとお互い寄り添って。そんな温かい終わりでした。倖くんとミロくんのスピンオフも読んでみたいなぁ。