あらすじ
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「絵を描くことが仕事になったらいいのにな…」 美術の進路へ迷っている人へ、諦めない方法を教えます! 画家、漫画家、イラストレーターなど、絵を描く職業についての説明や、絵を描き続けるために大切なことなどを、マンガ、イラスト、文章で紹介。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
残念ながら、絵に関するお仕事を紹介しているような本であって、なり方だとか、その後の給料だとかそういったことは書いていません。
ですが、本当に絵をずっと描いていけたらいいのに……だったり、もう自分には絵しかないよ、というような小中高生あたりには、ぜひおすすめしたいです。こういう考え方もあるんだなあ、視野が広がったかも、というような気持ちになれるかも?
イラストの綺麗さを見たり、給料関係などを知りたいといった目的なしの読み方をすると希望を感じて私は好きです。
Posted by ブクログ
評価は美術の好きな私の評価で、興味のない人にとっては、もっと低いかも。
「絵で食べていけるのはひと握り」「才能もないのに夢みたいな事言って、、」と親に言われて、情けないことに納得して、親の薦める道に進んだ。今となっては、もう、「しっかり見て描こう」とカルチャーセンターの講師に言われても、見えない年齢になってしまった。タイムマシンがあって、昔の私にこの本を手渡せたらな、と思う。
美術の好きな人に、特に若い人におすすめしたい。
Posted by ブクログ
絵が好きな人の文章が心にしみる。
上手く描けない悔しさが、絵を描きたい気持ちを上回ってなかなか絵筆を取れない日が続いている。
肩肘張らず、少しずつ毎日何か描きためてみよう。
Posted by ブクログ
趣味で小説を書いていると、小説家を目指そうとかは思わなかったのかと聞かれることがある。文章を書くことは好きだったけれども、それで食べられると思ったことは、一度もなかったからだ。
この本の冒頭に出てくる中学生たちも、同じような話をする。絵を描くことは好きだけれども、将来、それを続けることはないだろう、と答える。
この本に感動したところは、絵を描くことが好きな子どもたちに、「どうやって絵で食べていくか」ではなく、「いつまでも絵を描く人でいるためにどうしたらいいか」を伝えようとするところだ。この本を書いた人は、色々な形で、好きなことを続けること、好きなことに関わることを大切にする。
時々、年上の人たちと部活動の話をしているといつも気になっていることがある。「中学生のときは、〇〇部だった」「高校生のときは、〇〇をやっていた」と言うけれども、そういった話の多くが、過去形で、青春の思い出になっている。そういった人たちに、「今も」〇〇をやっている、という人は少ない。
本当に好きなこと。本当に打ち込んだこと。そういったものを昔の思い出にしてしまうのはもったいない。たぶん、この本の著者も同じように思うのだと思う。
美術、特に、絵を描くことに中心を置いた本だけれども、底にある考え方には、他のたくさんのことにも共通するものがあるように感じる。いつか、大人になったら諦めなくちゃいけない。そう思い込んでいる何かがある人たちに、ぜひ読んでほしい本だと思う。
Posted by ブクログ
学校で先生をしたことがある著者
美術の時間中にこれって意味あるんですか?と単語帳をめくる生徒
今ならその子に意味なくてもいいから美術を楽しもうと言いたい
と書いてありました
高校で英語を教えようとすると
話せるようになるという目的ばっかり求められて
英語できた方がいいよ国際化社会だよとか
思ってもないこと言わなくちゃいけないこの感じ
モヤモヤしていたのが晴れた気がした
どんだけ勉強していい大学に入っても
学歴が必要じゃない職業になることだってある
勉強に意味を求めること自体間違いなのかもしれない。意味なくていい。意味ないことに楽しさを見つけようと思えました
ありがとうございます
Posted by ブクログ
挿し絵やマンガを多用して美術系のお仕事にどんなものがあるかや、絵を描くときの心構えなど短く分けてエッセイ風に解説してありました。前半がお仕事編、後半が絵を描く編。後半のモチーフの写真と実際の絵の対比、やっぱり面白い。こんな風になるんだ!絶対絵の方がカッコいいって思いました。
具体性は低めだったので、中学校の悩める子向けという印象です。
Posted by ブクログ
美術に関わる様々な進路があり、自分が考えてもいなかった職種もあり興味深かった。やはり、自分の絵や話で商品価値が作れるとは思わないが進路として考えてみたい職業もあって読んでよかった。
Posted by ブクログ
美術をあきらめなくていいんじゃない?ということが優しい絵と言葉で書かれている。志望した人全員が経済的に自立できるかは厳しいけど、美術を仕事にして生きている人は確実にいるってことなんだな。絶対はないが、可能性はある。
Posted by ブクログ
テキストで理解ができるなら
美術とは何であるか自分のものになるかもしれない
ただ美術は感覚的な物として近くにおいておきたい人もいる
そういう場合は読んでも有意義ではないかも
人生経験を積んだ大人ならいいんだろうな
進路に迷っている人は理論より地図
自分が期待したのは実際に行動した人の道筋でもっと具体的なもの
困難ならこうやって…なども欲しい情報ですよね
ただ構成は美しいしイラストも好み
カラーも写真もあってキレイです
マンガ風の冒頭も子どもたちに入りやすいんでしょうね