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Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白かった。サムとセイディの半生を一緒に歩んでいる感じ。サムにもセイディにもマークスにも人間の俗っぽい部分と、我儘な部分があってよかった。異性間の関係はどうしても恋愛と結びつけられがちだけど、最後のセイディの「真の創作のパートナーはめったに見つからないから。」でグッとくるものがあった。
Posted by ブクログ
傑作である。ゲームに人生を救われ、そしてゲームを作ろうとする人たちの人生に密着した名作。本当にこんな作品が作られたかのような、時おりノンフィクションドキュメンタリーを読んでる気分になってしまった。
正直、前半を読んでいるときには、もっとシンプルで綺麗な話でいいんじゃないかと思った。しかし、後半の怒涛の展開に引き込まれる。人生ってのはどう転がって進むかなんてわからない。「あの夜、サムの母親が死なずに済んだ手順は無限にあったが、死に至る手順はたった一つだった。」しかし、それが起きたのが現実なのだ。