あらすじ
目標を立てても、なかなか行動に移せない……そんな悩みを解決します!
「今年こそは○○を達成しよう」「将来に向けて□□の資格を取得する!」「目標数字を達成するために計画的に動こう!」そんな意欲はあるのに、いつの間にかグダグダ。毎年毎年、計画や夢は立派だけど全然達成できない。このような悩みを抱えている人は多いでしょう。
原因は「怠け者」という性格的な面もありますが、計画性のなさや時間管理ができないという技術的面もあります。
「達成したいこと」「やりたいこと」を叶えるためには、現実の一歩に落とし込むことが必要です。つまり、ビジョンから長期目標へ、長期目標から短期目標へ、短期目標から今日やることへ、という棚卸しをしていくのです。
本書は、せっかく見つけた「やりたいことや目標・夢」を実現していくための分解時間術を紹介します。
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Posted by ブクログ
目標や夢が達成できる!1年・1ヵ月・1週間・1日の時間術
著:吉武 麻子
冒頭に、時間を有効につかって、充実した人生を送ろうとあります。
そして、大事なことは、納得感、自分でやりきったという経験を何よりも大事にしてほしい、とあります。
分解時間術で、まずは行動の一歩。そして行動の継続で、目標や夢を叶え、人生を豊かにしていきましょう。
・時間管理は学校で教えていないから、自己流となるのは、当たりまえ。本書で、時間の使い方を見直しましょう
内容はオーソドックスです。安心感がありました。
■目標の立て方
・目標を達成するために必要な3つの要素
①達成したくて仕方がない目標
②実行可能な計画:短期だけではなく、中期的視点、長期的視点でもチェックしていく必要があり
③未来を変える今すぐの行動
・PDCAサイクルを回せ。Plan To Check Action
・行動計画はきちきちに立ててはいけない。8割程度の精度でよい
・タスクの粒度、こまかさはほどほどに、細かすぎても、粗すぎてもいけない
・目標も時間もタスクも分解していくことがカギ
・目標を、長期、中期、短期に分解する
・期限は、3~5年、1年、3か月、1カ月、1週間、1日
■1年目標
・目標を立てる前に、どう生きたいのかをまず自由に考えて、それをできれば、ノート等に書き出してみる
・ビジョン:価値観、長期目標:得たい結果、を書き出す
・つたない言葉でも、書き出して、視覚化したものと、頭の中にあるだけだと、雲泥の差が生まれる
・長期目標のわな
①新年の目標は9割わすれる
②1年でできることを過大評価する
③行動すれば、目標は変動する ⇒ 目標や計画を柔軟に修正して、着実に前に進めるように余白を残す
④後回しにしてしまう
⑤時代は待ってくれない ⇒ 世の中は急激に変化している
■3か月目標
・1年の目標を3か月×4に分ける
⇒タスクを想定しやすく、スケジュールに組込みやすくする
⇒理由1:今すぐ取り組めるタスクに棚卸する
⇒理由2:持ち時間を現実に把握する:時間を見積る
・決断したあとは、出した決断を正解にすべく、行動するのみ
・目標を達成させるための無理のない一歩を、ベイビーステップという
ベイビーステップを積み重ねていくためには、3か月目標がキモとなる
・やってみてうまくいかなかったことは、失敗ではない。何もしないでいることこそが失敗
・1年という期間の妥当性
自分の努力ではどうしようもないもの⇒コントロールができない
自分の努力次第で左右される自己責任のもの⇒コントロールできる
■1カ月目標
・行動目標に分解する ⇒ガントチャートを使う
・何はともあれ、睡眠時間を最優先で確保する
・SMARTの法則
S:Specific 具体性 目標は具体的か?
M:Measurable 測定可能性 数字で達成度を測れるか?
A:Achievable 達成可能性 達成可能か?
R:Relevant 関連性 目標達成が自分の利益につながるか?
T:Time-bound 明確な期限 期限が設定されているか?
■1週間、1日の目標
・タスクは1週間単位で管理する ⇒ 52週
・優先度の高いタスクを週の前半で終わらせる
・緊急度は低いが、重要なタスクに前倒しで取り組む ⇒ 事前にその時間をブロックしてスケジュールする
一番重要なものは、「緊急ではないが、重要である」もの
・実行可能な計画を立てるためには
①時間の記録(ログ)をとる
②時間見積を行う
③バッファ:余白の時間を予定する
・To Do 管理(期限がない) ではなく、タスク管理(期限をもつ)で管理する
・マルチタスクではなく、シングルタスクで
・タスクを細分化する⇒分割すればやるべきことが明確になり、迷いなく集中ができる
・3分で終わるならその場で実行、3分より時間がかかるなら、いったんメモして、いつやるかを後で考える
■うまくいかないときは
・目標の立て方
⇒本当に達成すべき目標ですか?
⇒タスクがうまく分解できていますか?
・時間の使い方
⇒事前の見積もりと大きくずれはありませんか?
⇒バッフアを十分確保できていますか?
・行動の仕方
⇒期限を守る環境を自分で整えていますか?
・習慣化のポイント:慌てず、小さな行動に1つずつ取り組んでいますか?
すでに習慣化されている行動とセットにするとやりやすい
・自分の期待をさげる
①できたことに目を向ける
②現実的な目標を設定して達成する体験を重ねる
③睡眠、運動、食事の時間をしっかりと確保する
■計画のふりかえり
・1日の振り返り:夜寝る前
・1週間の振り返り:日曜日の夜
今週のタスクが計画通りに進んだのか
次週に取り組むタスクがどこまでかを確認する
・1カ月ごとの振り返り
自分と向き合う時間を月に1回、2時間ほど確保する
・振り返りの3つの項目
①成果
②改善点
③手放したこと、手放すこと
・手放すことで時間を生む
捨てる
任せる
緩める
・あなたがやるべきタスクですか?
気づく
認める
手放す
■手帳の使い方
・アナログ(手帳、ノート等)で書き出す
⇒記憶に残りやすい
⇒書きながら整理できる
・アナログの中で、とくに、手帳がおすすめ
・月間ブロックタイプ+ウィークリーバーチカルタイプ
・鳥の目、虫の目で、24時間をどうつかっているのかをひと目でわかるようにする
・手帳はつかいこなさなくていい ⇒ 実行可能な行動計画が立てることが目標
・デジタルのいいところ
①アラーム
②タスク管理ができる
③いつでも、どこでも確認できる
④スケジュールをチームで共有できる
⑤持ち運べる
■結論
結果を出せる人、出せない人の違い
→ 途中であきらめるか、あきらめないのか
→ つまり、続けられるかどうかです
目次
はじめに
第1章 目標達成は計画が8割
1 時間管理は自己流がほとんど
2 目標達成するために必要な3つの要素
3 目標を立てても達成できない3つの理由
4 目標達成は「DO」ではなく「PLAN」で決まる
5 「大」から「小」への分解計画術で目標は達成できる!
第2章 1年目標の分解計画術(1年目標→3カ月目標)
1 目標を立てる前に時間の土台を整える
2 1年で成し遂げたい目標を設定する
3 長期目標の5つのワナ
4 「1年目標」を4つの「3カ月目標」に分解する
5 「決める」を決める
6 分解苦手さんにオススメ! タイプ別目標設定法
第3章 1カ月目標に分解する (3カ月目標→1カ月目標)
1 3カ月ガントチャートで3カ月の時間を見える化する
2 3カ月目標から1カ月目標に分解する
3 タスクも「大」から「中」へ分解する
第4章 1週間・1日の目標に分解する(1カ月目標→1週間・1日目標)
1 1カ月目標から1週間の目標へ分解する
2 実行可能な計画への3ステップ
3 タスク管理で目標達成率を上げる
4 時間に追われない優先順位の付け方
第5章 計画が思うように進んでいないときは
1 「目標」「時間」「行動」の3つの視点で原因を探る
2 「時間がない」の本当の理由
3 行動し続けるための3つのポイント
4 「やりたい」ではなく「やる」にセットする
5 「達成したくて仕方がない」気持ちの源泉を掘り起こそう!
第6章 計画を振り返る
1 振り返りの時間をスケジューリング
2 振り返りの3つの項目
3 手放すことで時間を生み出す
第7章 目標達成に効果的な手帳の使い方
1 手帳の目的
2 デジタルとの併用でさらに行動促進
3 これからの手帳の選び方
4 手帳でタイムコーディネートを実践する
おわりに
ISBN:9784761276942
出版社:かんき出版
判型:4-6
ページ数:256ページ
定価:1500円(本体)
2023年10月02日第1刷発行
2023年11月20日第4刷発行
Posted by ブクログ
この本を読んだ後から「振り返り」を大切にするようになった。例えば、1ヶ月の振り返り、1週間の振り返りとできてたことと、改善した方が良いことを明確化し、過度な計画を立てなくなってきてる。
Posted by ブクログ
何か実現したいことがあるのに、どうしても動けていない人におすすめの本。「緊急ではないが重要なこと」を進めていくための具体的な手順がまとめてある。
目標を1年→3か月→1か月→1週間→1日、と細かくチャンク化していくのだが、読み進める前はこんなに緻密にできないよー、と思った。しかし、実際には「合わない人は無理にやらなくていい」とか、「目標は変更してもよい」など、柔軟性もあるし、目標の修正手順についても触れられているので、自分でもできそうだと思える。納得感の大きかった本。著者が子育て世代であり、同じ境遇の読者へのエールがあるのもよかった。(以前別の本で、自分のために多くの時間を使えない人を全く考慮してない書き方で、全然共感できなかったのでよけいにぐっときた)
Posted by ブクログ
根本的なスケジュールの立て方だけでなく、
目標を達成するためのマインドの部分も学ぶことができた。
本全体を通して、これまでの自分の目標達成に向けての戦略立てと行動力の乏しさを痛感した笑
文末に、筆者がオリジナルで作っているスケジュール帳があったためすぐ購入した。
実践するにあたって本書を読み進めながらシミュレーションを行ったが、なかなか難しそうだと正直感じた。
しかし、あくまで「自分の夢を叶えるための手段」であるということを念頭に置いて、計画立てが目的にならないようには気をつけようと思った。
スケジュール帳が届くのが楽しみだ。
Posted by ブクログ
どうしても仕事が終わらなくて、先延ばしにして、また雪だるま式に仕事が増えていって、精神的にも辛くて‥っていうどん底の時に支えてくれた本。
人は目標を立てる時、とてもやる気がみなぎっている。計画通りに進まないのは、自分がダメなんじゃなくて、かかる時間の見積もりが甘いだけ‥
っていう文章に救われた。
これからも何度も読み返そうと思う。
Posted by ブクログ
仕事や誰かのためだけではなく、自分のためにどうやって時間を使うか、そして豊かな人生に繋げる方法を具体的なテクニックと共に学べた。自分で自分の時間の手綱を握るという新たな概念を持てるようになった。
Posted by ブクログ
生産性を上げたら人生が充実するのではなく、人生が充実しているからこそ日々の生産性も上がる という筆者の言葉にはっとした
・余白の時間をつくる
・1週間、1ヶ月、1年での振り返り時間を確保する(成果・改善・手放し)
・3ヶ月単位での目標もプランニングする
Posted by ブクログ
前から気になっていた本。ダイエットの計画に取り掛かるにあたって、読んでおこうと思い、手にした。1年の長期目標、3ヶ月毎の中間目標、1週間の短期目標。現実可能な、細かすぎない、けれども綿密な計画。ちょっと難しそう。だけど、読んでいるとできそうな気分になってくる。やってみようという気にさせる本。
Posted by ブクログ
手帳の大切さを今まで軽視していました。
勝間和代さんの「年収10倍アップ時間投資法」
青木千草さんの「citta手帳」
も最近読みましたが、皆手書きのウィークリータイプかつバーチカルタイプ手帳をオススメしていました。
Posted by ブクログ
人生をよりよく生きるために必要なことがわかりやすく書いてありました。
人生プランニングから逆算してそのために何が必要なのか細分化する。視覚化することで達成しやすくする。
時代が日々変化していく中で時間に終われ、「時が経つのは早いね」で終わらせずに今からでもトライしていきます。
ありがとうございました。
Posted by ブクログ
本書はスケジューリング初心者の方でもわかりやすく管理方法を教えてくれます。まずは目標決めを実施し、どのように生きたいかを定義づける。そのための目標を設定、とドライなタスク管理ではなく、まさしく人生のスケジュールを決めるための方法が記さされます。ビジネス色の強い見た目とは裏腹でこの点はいい意味で裏切られました。そのため、仕事柄いわゆる手帳を使う必要がないと感じている方にも是非ともおすすめしたい一冊です。
スケジューリングの本は数多く読んできましたが、多くの本で取り上げられている点はまとまっているんだなと感じました。私の感じた共通点は、
・予定を実行する前に見積もり、実際かかった時間と比較する
・自分とのアポイント(緊急では無いが、重要なこと)を優先する
この2点がスケジュールの肝なのかなと個人的には感じました。
Posted by ブクログ
・いつも計画だおれになるので、今年こと計画を立てて目標を達成したいと思い手に取った
・読み進めながら、こういうふうに計画を立てたい、とアイデアがどんどん湧いてきて、さっそく自分のタスクとして[計画]をスケジュールに書き込んだ
・やる気をあげる、という点で読んで良かった。メモした内容を計画、振り返りの時に読み返したい
Posted by ブクログ
スラスラ読めた!
アクセルとブレーキの話、すごく響いた。
「やらねば」だらけで行動していて、「隠れがむしゃら」な状態。
「やりたい」で行動して、なりたい自分・好きな自分にちょっとでも近づけるようになるといいな!
行動あるのみ!
Posted by ブクログ
タイムコーディネイトと言うことをしている型の本。
中身は時間をどう捻出するか、みたいなことよりかはどちらかというと目標、計画、実行を続けていくためにどうしたらよいか、みたいなことが書かれています。
やりたい!と思える目標なんだっけ?みたいな点はハッとさせられました。
べき・ねば思考からの脱却をしなければ
Posted by ブクログ
長期計画から細分化して計画を立てる。
受験勉強の時はしてたけど、大人になってからはしてなかったな。
これを機に長期計画、3ヶ月計画、1ヶ月計画、週間計画を作りたい。
Posted by ブクログ
オーディブルで聴いたもの。
時間術について、体系立ててわかりやすく書かれている。自分の色々継続できていることがどういうことなのかを言語化してくれているような内容。
一方で取り立てて、新しいことを学べた部分はないので、何かを継続したいと考えていて、メソッドやノウハウを知りたい人にはいいかもしれない。
Posted by ブクログ
◯地位財と非地位財
非地位財は、他人との相対比較とは関係がなく
幸せが得られるもの。幸福の持続性が高い
◯目標の立て方
どうなりたいか。ではなく、どうたりたいか?を軸にして定めるのがオススメ!
◯目標を達成できない理由
1. やらねばマインドが支配的★
2. 甘すぎる見積もり時間★
→ 人は「やろうと思ったことが終わらなかった」という事実に想像以上にダメージを受ける。
実際にかかる時間より少なく見積もった結果「まだ終わらない」と追い込まれる状況を作る。
3. 大きすぎるタスク
Posted by ブクログ
・1年、3ヶ月、1ヶ月、1週間、1日で目標を立てる
・大前提、人生のビジョンやミッション、行動指針を決めることが必須
└どうありたいか、なんのためにやるかなど
・大抵の人は実際にかかる時間より少なく見積もってしまうので、バッファを取っておく
・人は1年でできることを過大評価しすぎて、10年でできることを過小評価しすぎる
・タスクは1週間単位で管理することで、調整がしやすい
・次に何をすればよいのかその都度考えるのは無駄なので、TO DOリストではなく優先順位でタスク管理する
・1日、1週間、1ヶ月の単位で振り返りをする
└1日は単純な振り返りと次の日の優先順位決め
└1週間は計画通りに進んだのかを振り返る。できていなかったらそれをいつの週にやるのか決める
└1ヶ月はノートに振り返りや未来に向けてやりたいことを自由に想像して書き殴る。自分の未来について考える時間を取る
Posted by ブクログ
この手の本はざっくり分けると、精神論か実践編か知識論のどれかで、これは効果的な計画実行に集中した内容。初心者はもちろんの事、中級者でもモチベアップになりそうな丁寧な章立てなので一読の価値はありかな
Posted by ブクログ
やりたい事よりも、やらねばならない事を優先する私には、やりたい事にかける時間を先ずは作るって考え方は参考になった。
自分の毎日、ねばならない事だらけで、時間が出来たらと思って出来ていない事が山ほどある...
そのいつかは一生こないって悟れたわ。
Posted by ブクログ
目標を達成するには、目標を立てるのではなく、事前の計画立案や、時間の使い方が大事だという本
目標達成するために必要な要素は
1.達成したくて仕方ない目標
2.実行可能な計画
3.未来を変える今すぐの行動
Posted by ブクログ
別本の引用を用いて解説されている部分が多く感じれた。
使用出来そうな内容ではあったが、クライアントの成功事例が多々出てくるので、胡散臭くも感じてしまう。
叶えたい目標があるなら、目を通す程度が良さそう。
使えそうだが、他の有用な本を読んでいるなら、特段目を通す必要もない気もした。
Posted by ブクログ
前半はやりたいことを細分化して計画を立てようという提案は自分の計画に落とし込めそうな感じだったが、後半の手帳の使い方などは、あまりグッくとくる目新しいことや参考にしたいなという話はなかった
新生活始めたばかりの人や今の生活を時間術という視点から変えたいと考えている人向け
Posted by ブクログ
時間術の本。
物事に取り組む前に見積り時間を予測して書く。
ログを取って誤差の記録を取る。2週間やる。
p40
やりたいことや目標、夢があったとしても、それを前にしたときに「やらねば」という気持ちになったときは要注意。
→行動が止まりがち
言語化する。
新年の目標は9割忘れる。
p108
理想の1日と現実の1日の時間の使い方を書き出す。
p147
タスクの前に締め切りを書く。
p148
タスクを小さくしすぎない。
→やった気になってしまうから
p164
寝落ちしなくても、どうせ疲れて頭は働かない。
→早く寝る
p168
目標や夢を達成するための時間を先取りする
→先取り貯金のようなもの
p178
やらなければならないことも、自分を主語にして考える。
→上司に企画書を書くように命じられたので書く。
ではなく、
この企画を通したいので早めに書いて上司のチェックを受ける。
p205
タスクは前日夜に決めておく
時間術の本ってほとんど読んだことがないから新鮮だった。いくつかはトライしてみる。
本の内容とは別にやろうと思ったこと(というかやれてなかったこと)
セミナーへ行ったら、帰りの電車の中で振り返り。メモを補完する。今さらだけど。
Posted by ブクログ
すべての始まりはとにかく自分の時間の棚卸しから。
これができないと本書を活かすことが出来ない。
やはりどのような目標を立てるにしろ時間というバイアスは必ずかかってくるので、そこを自分で測れない限りはやはり達成というゴールは遠いのだなと感じた。
Posted by ブクログ
目新しい内容はなかったが、古今東西の「夢をかなえる」系のノウハウがコンパクトにまとまっていて、これはこれで便利だ。目標達成にはワクワクするほど達成したい動機が重要というのは確かにそうかも知れない。と言うことは今まで目標達成できなかったのは、大して成し遂げたいと思っていなかったからなのか。じゃぁそれでいいか。ってなんか違う気がする…。
それはさておき、時節柄改めて来年の目標を考えてみると、昔は遠い将来のありたい姿だったり、なりたい自分だったりしたのだが、人生の終盤が見えてきた今となっては今日一日をどう充実して生きたいかに変わっている。毎日笑顔でいたい、小さなことでクヨクヨしない、人には親切にしたい。こういう目標は計画も立てられないし、タスクにも落とし込めない。もうこういう「夢をかなえる」系のハック本ともお別れか。ちょっと寂しい。