感情タグBEST3
Posted by ブクログ
世の中を見渡せば、多様性っていう言葉が一人歩きしてる気がする。
言葉だけ一人歩きしてて、実際SNSや各種媒体を見れば
細い・白い・手足が長い・豊かな艶のある髪・パッチリとしたふたえ・ムダ毛がないとかその他諸々
言い出したら本当にキリがない。
著者もすごく大変だったのだろうなと、読んでいてまず健康が心配になってしまった。
仕事とはいえ、誰かに必要にされたいとか認めてもらいたいとか
誰しも承認欲求はあるし
心が満たされるのであれば、選択肢がそれしかなかった。という言葉が合っているのかわからないけれど
心を平穏にするためには、その時はそうするしかなかったのであろうと。
人からどう見えるかって最低限、例えば清潔感だとかは必要とは思う
でも今誰しもがかわいい、美しくないとダメだという
何だろうか誰かに植え付けられているルッキズムの中で生きているのではないか?と思ってしまう今日この頃。
私個人としても、凄く顔も含め身体全てが嫌で仕方がない時があった。
それは誰かにとっては普通、また違う誰かにとっては素晴らしい、他の誰かにとってはダメだというかもしれないけど
他人がどう言おうと私は私である!と断固たる意志に気付けたのは
ここ2、3年。
ルッキズムに関して言いたいやつには言わせておけと、思う反面
解決しない負のスパイラルで。
結局のところ自分が満足できるか、出来ないか何だと思う。