あらすじ
◎投資歴68年をこの1冊に凝縮!
昭和・平成・令和の相場を見続け
バブル崩壊、リーマンショックも乗り越えた
カリスマ個人投資家の投資術を徹底「初」公開
【資産17億円】【月6億円トレード】
デイレードがなにより大好きで、
命の続く限り現役トレーダーを続ける!
◎投資歴68年を洗いざらい全部書いた!
・資産10億円がバブル崩壊で2億円に激減
・66歳で初めてパソコンを買いネット取引開始
・毎朝4時にインターホンが鳴るワケ
・株を買うときは「1:2:6のルール」
・機関投資家との闘いには負けない
・損をしてもクヨクヨしない!
・全部見せます!ある日の取引
◎貧農生まれから、資産17億円
シゲルさんが教える「投資の知恵」
・損をしてもクヨクヨするな
・ほかの投資家の心理を読め
・勘と成功体験に頼るな
・投資は「休む」ことも大切
・人よりお金を稼ぎたいなら頭を使え
・苦しくても人の逆を行け
1936年(昭和11年)、二・二六事件が起きた年、
兵庫県の貧農の家に
4人兄弟の末っ子として生まれた。
高校を出してもらってから、ペットショップに就職。
そこでお客だった証券会社の役員と
株の話をするようになった。
そして19歳のとき、4つの銘柄を買ったことが
株式投資の始まりだった。
あれから68年、高度経済成長、ブラックマンデー、
阪神大震災、リーマンショック、東日本大震災、コロナショック
ーー時代の移り変わりと危機をこの目で見てきた。
バブル崩壊では
10億円あった資産を
2億円まで減らしてしまった。
しかし資産が10億円まで増えて、
減ったとはいえ2億円も残ったのだから、
バブルには感謝だ。
今、資産は17億円まで増え、
月6億円を売買しながら、
デイトレーダーとして日々相場に挑んでいる。
お金を増やしたいのは二の次、
ただただ楽しいから
毎朝2時起きで株のことを考えている。
本を書くことになるなんて思ってもみなかったが、
どうせ書くなら読んでくれるみなさんの役に立ちたい。
だから、隠しごとなしに
日常生活から投資法まで全部書いた。
デイトレードは究極の脳トレでもある。
ボケてる暇はあらへんで!
【目次】
Prologue 87歳★現役デイトレーダー
Part1 19歳で投資を始めて68年
Part2 デイトレードで80銘柄を月6億円売買
Part3 シゲル流「1:2:6のルール」
Part4 下がったら買う、上がったら売る
Part5 デイトレードは究極の脳トレ
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
【現役87歳、トレーダーしげるさんの教え】
書店をぶらぶらしている時に表紙に惹かれて読んでみました。
ここ最近株式市場も活気があるので参考に購入された方も多いと思います。
株に出会って生涯株と向き合って、株だけで資産18億(もっとも今はさらに膨らんでいると思われますが!)を築き上げてこられたしげるさんの考えなどが満載の著書です。
しげるさんの考え方は明確です。
いい会社の株を買う。
株取引を楽しむ。
人生を楽しむ。
これがベースとなっています。とてもシンプルだと思います。
ただ、それを実践出来ている人はどれくらいいるのかなぁ、なんて読みながら思います。
そして、文中にはさまざまな経験から学んだ相場の格言が記されています。私もよく聞いて納得したものがあります。
例えば、
「相場のことは相場に聞け」
「山高ければ谷深し」
「半値八掛け二割引」
「人の行く裏に道あり、花の山
などですが、その中でも
『頭と尻尾はくれてやれ』
これはその通りだと思います。
何事も欲張らずに程々に利を積み上げる姿勢が大切ということの教えだと思います。
他にも四季報の読み方、あるいは年4回発売されるそれぞれの季節によって読み方が異なることの理解は目から鱗でした。
当たり前ですが、株取引では「自分の頭で考え、ほかの投資家心理を読むこと」が大切ですが、これは何事にも通じることであるとあらためて考えさせられました。
87歳になっても死ぬまで生涯取引をしたいというしげるさん、最後にこのようなことを仰っておられます。
心技体が何よりも大切だということです。
株価の値動きに一喜一憂することなく、その場で最適な行動をとることができる冷静な心。
ここだというときに売買する技術。
健康な身体と資金面での体力。
人間は弱い。それを覆すのには、よほどの鍛錬が必要と。
生き字引のようなしげるさん、とても学びの多い著書です。