【感想・ネタバレ】となりの蔵のつくも神のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

元が児童書なので、語り口や雰囲気が穏やかな作品です。
主人公の小学生のほのかちゃんがとあるきっかけからつくも神達と関わっていくお話。
登場するつくも神達が微笑ましくて、顔が綻んでしまいますね。一方で、小学生の目線で感じる友人達との関わりあいの難しさや、グレてしまった兄や母との僅かに影の射した関係等が丁寧に描かれている。
お父さんの見守り方が素敵だなーと思います。
グレてても心の底に優しさを残している雄一君も。
臼と井上さんのくだりは笑ってしまった。
臼GJ(笑)
心優しい彼等の傷がいつか治ると良いな。

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2013年12月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

もとは児童書なのでしょう。(きっと)

小学5年生、ほのかの日常におきる出来事の話。
近頃グレぎみのお兄ちゃんも何とかしたいし、同じマンションの住人でちょっと意地の悪い井上さんとは上手に付き合わなきゃならないし、学校のなかよし5人グループも女の子のことだからちょっと面倒。
そして、となりの大原さんのおばあちゃん家の土蔵には何かがいるようで・・・?
ほのかたち子どもの気持ちからちょっとずれているお母さん、意外にも子供たちの力を信じているお父さん、やさしいチヨおばあちゃんに見守られて、ほのかとお兄ちゃんはそれぞれの問題解決に奔走します。

道具が「なる」。
傷つき、壊れてしまうと「なれ」なくなってしまう道具たち。
それでも昔遊んだ子どもたち、よくしてくれる持ち主たちに向ける暖かい心が感動的でした。

※ネツケが「なった」姿のイラストもかわいくておすすめ!

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2013年10月20日

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