【感想・ネタバレ】あたしの、ボケのお姫様。のレビュー

あらすじ

水口まどかは中学2年生。小学生のときにお笑いコンビを組んでいたキエ蔵と、方向性の違いからケンカ別れし、相方を探していたところに転校生がやってきた。「ちか るりり」というトンでもない名前、昭和のアイドルみたいなとんちんかんなファッション、すっとぼけたあいさつ、このコはいける。まどかはるりりをスカウトする。新コンビは順調に思えたが──。真剣で、繊細で、悩みが多い二人の、明るくて力強い青春ストーリー!

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Posted by ブクログ

中学二年生5月に転入してきた千佳瑠璃莉(ちかるりり)。一昔前のアイドルのような格好と天然な言動のるりりに、水口まどかは、ピンときた。お笑いの相方はるりりしかいない!と。

まどかはお笑いの相方を探していた。以前の相方キエ蔵は、きっちり漫才すぎて合わなくなって、コンビ解散してしまったのだ。
でもるりりは、かわいくて、天然で、ツッコミどころ満載で、まどかの理想の相手だ。
るりりは、本当はアイドル志望だったのだが、自分の好きな路線は昭和82年のアイドル。でもオーディションでは写真審査で落ちてしまう。顏も歌も、それだけで売れるほどではないと自覚している。
お笑いのことは知らないけど、芸能活動したいのは本気だ。

「るりりと水口さん」コンビが誕生した。

トントン拍子、ばかりとはいかないが、お互いをより知ることで、コンビ愛を深めつつ、意外にシビアな家庭環境や現実とも戦いつつ、成長していく。

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2017年08月26日

Posted by ブクログ

漫才ネタだけにテンポのよい中学生女子の成長物語。けっこうシビアな現実を、少年少女の前向きな力ではじき飛ばしそうな勢いが感じられる。良識ある大人の存在が児童書ならではの安心感を与える。

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2017年04月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どちらかというと少年少女向け。
中二の女子が(地域は大阪方面)漫才コンビを
転校生のアイドル志望の子と組むという話。
天然キャラと思っていた相手が、
暗く重い家の事情があったり
言い合いをして別れた小学時代の漫才コンビとの再会。
時代を反映しながらも、心温まる青春ストーリー。

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2016年11月21日

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