【感想・ネタバレ】ペーパーウエイト アイ ２のレビュー

さかもと麻乃 / 田沢孔治

『ヒト』をつくりだすことのできる“黄金の手”－－。神と同じ力を与えられたマリエは、20歳の誕生日を迎えるまでに死ぬ運命にある。カレルは、運命を変えるには新しくつくる世界で“神”になるしかないとマリエに告げた。やがて新しき世界の『ヒト』をマリエがつくりあげた時、カレルの真意が明らかに－－。

[ブクログ · ★★★★☆]

帯に衝撃のクライマックスって書いてあったけど、私にとっては衝撃的と言うか、こういうラストだとは思わなかったので「!?」ってなった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

うーん…。1巻が好みだっただけに1冊にまとめるには難しい展開と、駆け足な展開は少し残念でした。
描きたいことはなんとなく分かるんですが、ちょっと人を選びそうな終わり方でした。
ある意味でハッピーエンドなのですが、自分は表紙裏のおまけが一番癒されました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

1巻とくらべて全体的に説明不足で駆け足で、コマとコマの物語としてのつながりが希薄になっているなぁという印象。登場人物たちのひとつひとつの行動の理由、動機みたいなものは仄めかされたり簡潔に説明されたりはするものの、なにか妙に淡々とした進行です。画的にはすばらしいので、ちょっと残念…。