あらすじ
築47年の団地を世界一快適な空間に。
50代にして汚部屋を片づけたら人生が180度好転した著者が綴る、暮らしのヒント集。
モノも、不安も、思い込みも手放して、人生の幸せコースに乗る方法。
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Posted by ブクログ
インフルエンサーの本はあまり手に取らない(内容がSNSで既に発信されたものをまとめていることが多いため)が、表紙が自分の理想とするインテリアの雰囲気にピッタリで思わず表紙買いしてしまった。
著者は子育てを終えた一人暮らしの女性だが、年代や世帯構成が異なっても見習いたい、真似したいと思える暮らしのヒントが詰まっている。読み物というよりもインテリア雑誌やコラム的要素が強い。
日当たりが良く、風のよく通る築47年の団地に、こだわりの古道具とモダンな照明や絵画を組み合わせ、そこに観葉植物の鉢植えやおしゃれな花器に生けられた季節の花々、まさに理想の暮らしの風景。少し前の私は賃貸探しで和室を避けてきたが、和室をこんなにも素敵にできるなら、次に部屋を探す時は家賃を安く抑えて築古や畳のある部屋も選択肢に入れてもいいなと思えた。
手元に置いておき、いつでも開いて自宅のインテリアに活かしたいと思える一冊。著者のインテリア愛も素敵だが、家事を頑張りすぎず適度にゆるく暮らすこと、何気ない日々の生活の中で小さな幸せに気づける余裕を持つことも忘れないようにしたい。
Posted by ブクログ
元団地だった賃貸アパートで暮らす、しょ~こさん。
子供が巣立ち、一人暮らしになってから、自分の住みよい形に模様替えし、モノのサイズダウンをはかりながら、自分のお気に入りを時間をかけて探し、愛おしいものに囲まれて生活される様子に憧れます。
暮らしとともに語られていたのは物事のとらえ方、考え方。
心に残ったのが、何か悩んでいるときに、誰に話すか、ということ。
同じ悩みを持った人に話せばグチ大会。確かに共感し合えるけれども、解決にならないかも。
そうではなく、それを超えて素敵に生きている人に⋯ということ。自分に気づきを与えてくれそうです。
しょ~こさんが、これまで生きてきた中で獲得した気づきや知恵が感じられました。