【感想・ネタバレ】人を動かす50の物語のレビュー

あらすじ

新しい思考の枠組みを作り自己変革を促す50の物語
ビジネスマンの自己変革のために「物語」が非常に有効であることが近年、認識されてきている。また、こうしたコンテンツの活用はコーチングの最新トレンドともなっている。文学や寓話、体験談などの物語が、自分自身の現実とどう関わるのか、自分に対してどんなメッセージを発しているのかを感じ考える。そうすることで、異なる視点から自分の課題や目標を捉え、自らの変化を促すことができるのだ。
本書では、特にビジネスパーソン個人やグループが、適切な目標設定や問題解決をおこなうとともに、ビジネスへの意欲と自信を高めるために有効な物語を50収録している。それぞれの物語に合わせて設定された「質問」により、より深い自己変革への気づきを促すことができるだろう。コーチングやマネジメントにおいて、また個人学習においてもすぐに活用でき、即効性の期待できる実戦的な物語集である。
(本書は2004/11/18に小社より刊行された書籍を電子化したものです)

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Posted by ブクログ

よく知っている、あるいは想像しやすい短編を読ませ、考えさせ、その後でいくつかコーチング的な質問に答えさせる形式をとっています。

物語というのはすぅーっと入ってきやすく、また想像力も広がり、とてもいい材料だなと思います。

こんな時にはこの物語、というのがすぐわかるので、その時の状況に応じてすぐにその章を読め、一冊持っていると重宝すると思います。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

いつもはさっと読みすごしてしまう童話や世間のちょっとした話も
見方を変えて考えてみれば、自分のためになる教訓が隠されている。
そのことが良くわかる本だった。
「みにくいアヒルの子」を読んでどうかんがえるか。
「いつかいい事がある?」「自分はずっと今のままなのか?」「どうすれば美しい白鳥になれる?」
本を読むにも、生きてく上で起こる出来事も、
一つの視線・考え方から見るのでなく様々な角度から見ていこうと思わせる本だった。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ミダス王の手=なんでも金に変えてしまう=実現すると困るものもある。

ナスルディンのカギ=落とした場所ではなく探しやすい場所を探していないか。

パンドラの箱=パンドラの箱の中には、希望が残っている。
悪魔の道具箱=悪魔の道具箱の中には失望が入っている。
希望こそが命、失望こそが死。

大きな戦艦も灯台には従わざるを得ない。灯台を旋回させることはできない。

責任を与えればまったく別人になる。

できると信じる場合、あなたは正しい。できないと思い込む場合も、やはりあなたは正しい。

誰もがみにくいアヒルの子にも白鳥にもなれる。自分自身の見方による。

内的対話の80%はネガティブなもの。内なる声を味方につけるには、自分への見方を変えること。

どんぐりの法則=汝自身に忠実であること。どんぐりは樫の木になれるがセコイアにいはなれない。他者からリードされることに従うのではなく、自分の声に耳を傾ける。

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2017年12月03日

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