【感想・ネタバレ】転生魔術師の異世界生活 原作知識で世界最強【タテヨミ】第2話 レッドドラゴン討伐のレビュー

あらすじ

『勇者アレンの冒険』。 余命宣告を受けた主人公は、作家人生を懸けてその小説を書きあげようとしていた。
圧倒的な人気を誇る誰もが認める名作。その最終巻を書き上げ、全世界の読者が発売を心待ちにする中、惜しくも彼は寿命を迎える――のだが……。

「なんで没落予定のモブキャラに転生してるんだ!?」
なんと彼は自分の書いた小説の世界に転生していた。
そして転生したのは、序盤に登場するかませ犬キャラ──ウィル。
いずれ没落する貴族の長男で、魔法の才能もなく、悲惨な未来を歩むキャラである。
最低なスタートだが、原作者の彼には関係ない。
これから起こるクエストもイベントも、強力な隠しアイテムや魔法も、魔物の特徴や弱点も、そして世界の秘密さえも、原作者は全て知っているのだから。

悲惨な未来を回避するためにウィルは原作知識を活かし、世界最強を目指す。
「俺が未来を変えてやる。そのための原作知識を俺は持っているのだから」
ただのモブキャラが勇者さえも凌駕する原作者チートで、この世界を無双していく――!!

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異世界転生ものの作品、普段はそんなに読まないんですが、
「自分が書いた小説の世界に転生したら、まさかのモブキャラに。」
この舞台設定に無限の可能性を感じて思わず手に取ってしまい…結果、期待を裏切ることはありませんでした。
物語おける「最強」は、主人公であることがほとんどですが、よくよく考えてみればそれは作者によって作られた設定であるが故。
「ルールを作る側にまわれ」とはよくいったもので、作者を前にして最強を語ることはできないなと。
爆速で成長していくところは流石の異世界ファンタジーですが、原作を超えたハッピーエンドを作るという大義を掲げて奮闘する点も、単なる俺TUEEE系とは違い魅力のひとつ。
なにを考えずでもサクサク読める一作です。

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匿名

購入済み

流石はこの世界の創造主なだけあって目標を達成するのもテンポが良くて楽しいです。しかもそこには予定調和的な感じが無いのも素晴らしい。作者の力量の賜物でありましょう。丸か水の管がどうなっていくのかも期待です。

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2024年05月12日

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