【感想・ネタバレ】真夜中のための組曲のレビュー

あらすじ

駐車場に現われた幽霊、愛用の古ダンスの行方、オフィスに座る見知らぬ同僚、人生相談からふりかかる思わぬ災難、満員電車での意外な人間模様、ラッキーナンバーをめぐる争奪戦、街角の署名の落とし穴…。サラリーマン、OL、主婦―平凡な人々の日常が、ふとしたことからガラリと崩れる恐怖。名手が贈る、奇妙な味の傑作短篇ミステリー。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

全部で八編の短編が読めます。どれも毛色の違った面白いものばかり! 特にお気に入りなのは、「人生相談」という話です。ほんの些細なことが、大きな善意に見せかけた悪意に発展してしまう……。恐ろしくもあり、面白い話でもあります。どの話もタイプの違った話なので、ミステリーというカテゴリでひとくくりにしてしまいましたが、ミステリーだけには留まらず、ホラーめいたものまで様々な赤川次郎作品が読めます。ですが、ホラーといってもおどろおどろしいホラーはありません。ちょっとした話の味付け程度なので、ホラーが苦手な方にも読んでいただける本かと思います。勿論おすすめの本です。短編をちょっとづつ読むも良し、一気に読んで楽しんでしまうも良し。赤川次郎氏が好きな方には是非読んでいただきたい作品です。

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2012年02月08日

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