【感想・ネタバレ】貧乏魔王と救国の花嫁(3)のレビュー

やなぎりと

貧しいながらも領民たちと協力し合って生きる伯爵令嬢・エマ。資金援助を約束してくれた婚約者・エリックとも上手くやれている…はずだった。しかし、パーティーで美しい侯爵令嬢と仲睦まじい様子のエリックを見かけてしまい…婚約破棄を突き付けられる！役立たずでごめんなさい―。絶望から生きることを諦めたエマを助けたのは、角の生えた魔王・ルーカスだった…！？「捨てるくらいならその命、俺と魔族国のために使ってほしい」荒廃した魔族国・エファレントを救うには、魔王の子を産むしかない！？エマは恩を返すため、領民と共に培った”生きる知恵”で、魔族国を復興させます…！心優しい孤高の魔王様との、愛と救国の雑草魂ラブストーリー開幕！

[happymomoko · ★★★☆☆]

ミリー

魔王ルーカスの番候補になったエマにミリーという専属のメイドがつくことになりました。彼女はミリーとともに王都の民が川辺を補修しているところに出かけました。魔族の民の中には彼女を受け入れない者もいましたが、ふとしたことをきっかけに多くの人が受け入れてくれるようになりました。そして今夜から彼女はルーカスと同じ部屋で寝ることになりました。ルーカスは当然といった感じですが、彼女はまだ気持ちの整理がついていないようです。