【感想・ネタバレ】プロフェッショナルを演じる仕事術のレビュー

あらすじ

大前研一監修の海外MBAプログラムの責任者として、スキルアップを目指す多くのビジネスマンと関わってきた著者。そこから見出した成功法則を、余すことなく披露する!「プロフェッショナル」として認められるビジネスマンは、自らの「成功ストーリー」を描き、それを演じ続けるうちに、自然と一人前になっていく。普通のビジネスマンは、これをどのようにして真似できるか。本書では、孫正義氏、大前研一氏、藤田田氏ら「プロフェッショナル」の様々なエピソードを紹介。その行動・思考を徹底分析する。さらに、心理学的な要素を加えた最新経営学のノウハウや、MBA的手法を交え、ワンランク上のストーリーを得るための「現代版・弟子入り」法を伝授していく。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

チェック項目11箇所。プロフェッショナルからエッセンスを学ぶために「演じる」というやり方を紹介。自分が求める役と演じられる能力がズレる。先駆者は常にそれに続く人にストーリーと「役」を提供し、心強い道しるべになっている。ストレスレベルのフレームワーク・・・1いらいら2怒り3絶望感4うつ。フレームワークの欠点・・・視野が狭まる、極端な意見・・・テレビゲームは有害だ。どんな商売でもうまい人がいる、その人の独特のやり方をビデオで撮ってマネさせる(藤田田)。一流になるには一流の役を演じる。ビジネスの大原則・・・どんな価値を提供しているか?(役場の対応、たらいまわしではいけない。)知っている→できるに変える1万時間の法則。知らない→知っているは本を読むだけでできるが知っている→できるには行動が必要。同じことをやっても勝てば賞賛され、負ければ非難される。

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2012年05月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

■ まとめ
ロジカルな短文からなる文章構成、具体的な例示が続いてわかりやすかった。「ストーリー」「フレームワーク」をビジネススクールで学ぶ人にとっては、既習のテキストを読むような既視感があるかもしれないが、通ったことがなく「結局フレームワークって何?」という自分には新鮮な内容だった。少なくとも「演じる」という単語から受ける「まねごと・本心でない」などのイメージは取り払って読んでよいと思う。


各章についていくつか。

■ 第1章 取調室でカツ丼を食べる謎(ページ数31)
・さっそく「ストーリー」がキーワードとして出てくる。「ストーリー何ですかそれ」という場合、この章をじっくり読んでおくと後であやふやにならずにすむ
・30-31ページの「ピーターの法則」に笑ってしまった。言い換えると「名選手が必ずしも名監督とは限らない」「大企業病」こうならないようにと気づけた、という意味で、昇進しきっていない今の段階で読めてよかったと思う

■ 第2章 ストーリーはどこからやってくるか(21)
・様々なエピソード(親と子供、大成した著名人から土産売りの子供まで)から、ストーリーをどうやって掴むのかという事例紹介
・55ページ「教育現場では経営者の立志伝は一つも教えられず、商売のイメージを持たずに育ってしまう。むしろ "越後屋" のようなネガティブイメージしかない」という点はなるほどと思った

■ 第3章 プロフェッショナルのスゴさを「見える化」する(35)
・主観、客観の話。「自分を客観的にみる」ための手段の1つとして80ページあたりから「フレームワーク」が詳細に語られる
・「自分の場合はこういうことかな」とアウトプットしてみるのもいいと思った。まさにこの著者を「プロフェッショナルとみなして、演じる」作業だ
・ほかにも、メンタルモデル、メタ認知、戦略の3C、マーケティングの4P、アソシエーションなどキーワードが並び、だいたいわかりやすく説明されているけれど、興味がなければ読み飛ばしてもいい内容

■ 第4章 仕事をゲームに変える方法(32)
・「フレームワークには3つある」という展開で、章のタイトルにほどとっつきやすくはない
・「精神フレームワーク」122ページからのディズニーランドのキャストのエピソードがわかりやすい
・126ページから「達成動機が上がると仕事はゲームになる」実業務でこれはなかなか難しいなと感じた。成功体験の蓄積は大事で共感できるけれど。対話が大事、という部門に限って対話ができていない、ということは良くあると思う

■ 第5章 「負ける技術」を身につける(30)
・逆にタイトルそのままでわかりやすい。謙虚になりましょう、きちんと負けて経験を得ましょう
・心理学の側面で「コンプレックス」を説明
・「負けるためには2つコストを払う必要がある」は新鮮。読書量が大したことないだけかもしれないけれど、サンクコストがこんな文脈で使われるのは初めて見た

■ 第6章 トイレを磨くと儲かるか(41)
・タイトルになったエピソードは冒頭に紹介され、結論はよくわからない。けれどそれ以降の内容が、個人的にはいちばん実になった章だ
・171ページ「ハロー効果」いろんな事例、言葉の紹介が豊富で、この本そのものがこの効果を持っている
・181ページ「知っている」と「できる」は違う、という経験はよくある。「そのことを理解しているかは、自分の言葉でそれを説明できるかどうか」に近く、セミナー講師をするようになってからは、「この用語はどう説明しようか」という訓練を無意識にするようになった

■ 第7章 プロフェッショナルからの正しい学び方(20)
・210ページ「守・破・離」は初めて知った。師匠から学ぶプロセスとして、茶道でも華道でも剣道でもこれがあるという
・「まずは真似る」と来た瞬間に「あ、行動フレームワークか」と思えれば、まあこの本を読めたと言ってもいいのでは
・この著者がお気に入りの1冊なのだろう、立川談春さんの『赤めだか』が何度か引用される。談志さんが亡くなったこの時期に読む縁を何となく感じ、これも読んでみようと思う

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2012年01月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前田日明の七色スープレックスではないが、筆者の引き出しの多さに感動した。また、落語の引用、特に談志師匠のエピソードが多く、落語に興味を持ちました。
心に残った言葉は、
「思考の放棄」「思考の依存」
「知識を使える力に変えるには、最低1万時間は必要」
「芸術とは、人が己に起こった最高のまた最善の感情を他人に伝えることを目的とする人間の活動である by トルストイ」
「この世にはお前以外にだれも巡る事のできない唯一無二の道がある。それはどこに通じているのだろう。問う事をやめ、ただその道を歩いて行きたまえ。誰であったか、こんなことを言っていた。『人間というものは、自分の歩いている道がどこに通じているか分からないとき、一番高い境地に達しているものだ』 byニーチェ」

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2011年12月02日

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