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Posted by ブクログ
私自身周囲の人よりも多少においや音、肌に触れるもの、味覚や視線に敏感で「なんで周りのみんなと同じようにできないんだろう」と思うことがあるので、カビンくんの感覚は少し共感でした。
「給食」は特にしんどく、食べ物を食べて身震いしてしまうことがあるのに残すことは悪であるという考え方に憂鬱を感じたのを覚えています。
多様化が広まってきた社会であっても「ふつう」や「おなじ」であることは定規で測りやすいためどうしても簡単なほうへと流れてしまいがちです。
特に教育現場では集団行動をする中で平均的な生活を強いがちですし、絶対評価といえど、評価は理不尽を感じない平等が求められます。「なんで私はだめであの子はいいの?」ではなく、別のことに置き換えて想像する心をはぐくむことが大切でしょう。