【感想・ネタバレ】絶対にゆるまないネジのレビュー

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Posted by ブクログ 2014年01月12日

絶対にゆるまないネジを発明し、40年間近く会社を成長させ続けている中小企業の社長さんのお話。企業で働く社会人はもちろん、近い将来企業で働くであろう学生にも是非とも読んでほしい一冊。歴史に名を残すような偉大な人物であろうと、一般人であろうと発明品を生むプロセスは全く同じであり、誰にでもヒットさせる発明...続きを読むの可能性は平等にある!!という事を強い説得力でもって教えてくれています。

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購入済み

元気になる発明おじさんの本

2013年07月13日

50人未満の会社の企業の経営者ならば買って損は無い、具体的な体験談で、元気の出る本です。
さて、内容ですが、絶対に緩まないネジを発明したハードロック工業の社長の体験談です。
ですので、いわゆるものづくりとして、オンリーワンを貫きつつも、営業力で実弟と大手を攻略するシーンは痛快です。私鉄、JR、日...続きを読む立、そして海外などなど。
一方でセキュリティがそれほど重視されてなかった時代だなとも思いつつも、売り込む情熱の大切さを思い出させてくれます。
ものづくり、高度成長時代、と現代の日本の企業にはそのまま当てはまるケースは少ないかと思いますが、このおじさんの元気はそのまま引き継ぎたくなる本です。
読みやすいので一日あれば読めると思います。

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Posted by ブクログ 2011年07月13日

従業員45名、資本金1000万円の中小企業が
日本の世界の安全を担っている。


東京スカイツリーに
新幹線に
瀬戸大橋に
台湾高速鉄道に
イギリスの国鉄に
・・・絶対にゆるんではいけない場所にハードロック工業のネジが
使われている。

絶対にゆるまないということは「メンテナンスフリー」を実現したと...続きを読むいうこと。

今後も「世界中の安全のために」頑張って欲しい。

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Posted by ブクログ 2011年03月21日

心がけ1:すべてのものに好奇心をもち、見て、触れて、感じる。



心がけ2:世の中の商品はすべて未完成(60~70%)である。どうすればもっと便利になるのかを常に考える。



心がけ3:世の中のものは、すべて組み合わせで成り立つと考える。




(「絶対にゆるまないネジ」)




ハードロッ...続きを読むク工業株式会社の若林克彦社長の体験と理論。



ここで創られた「絶対にゆるまないネジ」は新幹線、瀬戸大橋などの橋梁、

世界の高速鉄道、東京スカイツリーなど絶対にゆるんではならない

施設に使われています。



僕にとって一番勉強になったのは、心がけ2。

どんなものでも必ず改良して進化する余地があるということ、

このネジはいまだに改良が続いているから、追随を許さない

そうです。



日々の生活、勉強、仕事なども同様だと思うんです。

改良・進化の余地はないか常に考える、

いやあるんです。何事もまだ道半ばである。



すごい会社があるもんです。

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Posted by ブクログ 2013年02月19日

中小企業の経営の参考になりました。1人の経営者のエピソードから何が大切だったのかを記しています。好奇心、情熱、計画性の3点を抑えることと書いていました。

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Posted by ブクログ 2012年11月24日

ネジはその構造上、振動を加え続けるとゆるんでくるという欠点を持っている。しかし鉄道や旅客機、原子力発電所などはネジがゆるむと大きな事故につながりかねない。

今の日本でそれらの構造物に使われているのがこの本の著者でハードロック工業社長が作り上げた絶対にゆるまないネジ。

日本は長らく、親会社である大...続きを読む企業と子会社である中小企業との二重構造の中にあった。子会社である中小企業は言われたことをやるだけでは親会社から製品を買い叩かれてしまう。

だから技術の向上を図るししオンリーワンの製品もつくる。
それができる能力を日本の中小企業は持っている。

日本の中小企業の底力を感じさてくれる一冊。

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Posted by ブクログ 2012年03月08日

 従業員は50名弱の東大阪の中小企業・ハードロック工業。絶対に緩まないネジ「ハードロックナット」で世界的に注目されている会社です。
 その優れた性能は、国内の各新幹線、英国・台湾・中国・ドイツなど世界各国の高速鉄道、瀬戸大橋・レインボーブリッジ・東京スカイツリーといった大規模建造物にも採用されたこと...続きを読むで実証されています。
 本書は、同社の創業者若林克彦社長が語るとても興味深い体験談です。
 若林社長が説く中小企業における成功の秘訣は「アイデアからオンリーワン商品をつくること」。そして、それは、常に成長を目指した若林社長のあくなき「挑戦」により実現されたのでした。

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Posted by ブクログ 2011年10月13日

大学院生の時、ネジの種類やその違いをいろいろ知った。
そのネジの使い方で、大きな差がでることも知り、私の中で小さな存在だったネジが大きな意味をもった。

筆者がいうように、「ネジはゆるんでほしいときにはゆるんでもらわないと困るのですが、ゆるんではいけないところでゆるまれては困る。」
その“絶対に”ゆ...続きを読むるまないネジとは…?
とすごく気になったので、読みました。

正確にはネジではなく、ナット開発をされた話。
社長の思いと中小企業の底力には、圧倒された。
職人気質なのもあって、モノづくりの技術者を目指す私にはこのような情熱・気合いで仕事をしていきたいと思った。
でも、ご本人が書かれているからか、時々素直に読めない部分もあった。
前回読んだ「リンゴの奇跡」のように、書き手が違うと、もっと面白いのではと思ってしまった。

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Posted by ブクログ 2011年09月17日

東大阪のエジソン


そう呼ばれる著者が、これから中小企業がどう進んでいくべきかを、自らの経験に基づいて語った一冊。


とにかく前向き。

アイデアは組み合わせ


なるほどなぁ。

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Posted by ブクログ 2011年03月21日

ネジというローテク、単機能な商品を製造・販売している会社の話とはいえ、アイデア勝負で生んだ商品をロングセラー商品に育てるまでのノウハウや、商品が売れて軌道に乗るまでの2,3年の立ち上げ方など、汎用的で参考になる内容は多い。ただここまで頭の良い経営者と能力のある営業の両輪で理想的な形で30年以上にわた...続きを読むって事業を成長させ続けて年商12億かぁ、と思ってしまったことも事実。あらためて自分の領域であるソフトウェアの事業効率の良さを実感した。

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Posted by ブクログ 2014年11月30日

本書は中小企業が利益を上げ成功するためのポイントを分かり易く書き記している。
著者か繰り返し説いているのは、「エンドユーザーのニーズを正しく捉え、他社に無い物を用意し、知名度を上げ、粘り強い営業を行う」ことである。
どんなに優れていても、採用に関わる人の手に渡らなければ世には出ない。そして優れた製品...続きを読むも世に出回るには3年かかる。そしてパテントは15年間なので如何に長くこれを保持できるか。発明家の著者ならではの経験から導かれた考察が面白い。

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Posted by ブクログ 2011年12月12日

設備や資金が少ない中小企業は、アイデアを存分に発揮してオンリーワン商品を生み出し、それをロングセラー商品に育てていくことが必要。
また、中小企業こそ、下請けとしてただ生産するだけでなく、営業力の強化や海外への進出が大切になってくる。さらに、多角化を無為に行うのではなく、とことん本業を追求すべきである...続きを読む
好奇心、情熱、計画性の3つが成功への要因となる。

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Posted by ブクログ 2011年10月30日

連続で社長の本。ここでもまた利他の精神が出てきて、考えさせられる。あと営業の仕方とか。ネジのうち、ボルトは「おねじ」でナットは「めねじ」と言うらしい。なるほど。

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Posted by ブクログ 2011年10月20日

 最近、耳にすることが多かったので『絶対にゆるまないネジ』は最近の発明かと思ってた。
 そしたら37年以上のロングセラー商品だと。
 原理もさることながら、社長さんの姿勢にブレがない。まっとうなことをきちんとやってきて、それが言葉に信頼性を与えている。
 もはや仕事じゃなくて、生き方だなぁと。

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Posted by ブクログ 2011年09月26日

絶対にゆるまないネジ「ハードロックナット」を発明した東大阪の中小企業の社長である若林さんの「経営哲学」や「ものづくり」に対する姿勢が語られた本です。

若林さんの座右の銘は「アイディアは人を幸せにする」という通り、それらの根底にあるのは、人を中心に考える利他の心です。中小企業が成功するためのオンリー...続きを読むワン商品を作り出す秘訣として、好奇心や情熱,継続などが挙げられていましたが、それらは全て利他の心によって支えられるものだと感じました。成功するためにはやはり、自分やお金のためではなく人のために働くことが大切だと痛感させられます。中小企業の経営者だけでなく、経済活動を行う全ての人にとって有益な本です。

人生の指針ともいえる内容が、ハードロックナットがオンリーワン商品になりロングセラー品になる過程や所以が事例として織り交ぜなれながら話が進むので、とても興味を持って読み勧めていくことができます。

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