【感想・ネタバレ】鵺の政権 ドキュメント岸田官邸620日のレビュー

あらすじ

朝日新聞大反響連載、待望の書籍化! 岸田政権の最大の危うさは「状況追従主義」にある。先手は打つがビジョンと熟慮に欠け求心力がない。拙速な政策のツケはやがて国民に及ぶ。つかみどころのない“鵺(ぬえ)”のような虚像の正体に迫る渾身のルポ。

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Posted by ブクログ

岸田政権発足の2021年10月から2023年6月までの政権の歴史を朝日新聞政治部の記者が描く。 第八章の識者の意見のとおり、岸田政権は何がやりたいか分からない反面、及第点は常に取り続けている。「まあ、悪くないかな」という消極的な指示に支えられている政権であると評価する。 さて、2023年10月現在、ネットを中心に、岸田文雄を「増税メガネ」と呼び、不支持の声が高まっている。実際、内閣支持率は低下の一途を辿る。
インフレによる物価の上昇と増税を混同している感は否めないが、政権への不満は高まっている。岸田政権は減税を打ち出し、不満を和らげようとしているが、どこまで効果があるか不透明である。2年にわたり無難に政権を運営してきた岸田文雄が、今後どうなるのか注目したい。

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2025年01月05日

Posted by ブクログ

特段にしたい事もない総理が安倍菅の仕事を引き継いで戦争に突き進む大軍拡を推進する。国民や国会を徹底的に軽視しどこに連れて行ってくれるのか。総理の地位にあることだけが目的である情けない男の真の姿がいくらか見えた本である。
しかしジャーナリズムとしては疑問の大きい朝日新聞がわたしの懸念を跳ね返すほどの熱量を示さない点で岸田とそう変わらないとしか感じられなかった。危機感を共有できない。
もうやめようか、購読。

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2023年11月22日

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