【感想・ネタバレ】人情屋横丁のレビュー

あらすじ

「アジのムニエル」「麦きり」「パンプキン・パイ」「親父が母に教えた料理(ブリのかす汁)」「踏切り近くの焼き芋屋」「マノアのあんぱん」「蒸し寿司」「チキンラーメン」「餡こ餅」「雑煮と冷やしそうめん」・・・・・・母の味、父への想い、故郷の思い出、愛する家族との団欒、旅先で出逢った四季の味――など、愛情のこもった料理を食べる幸せと作る喜びを人気直木賞作家が綴る、心温まる随筆。

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Posted by ブクログ

1948.2、高知生まれ、団塊の世代の山本一力さん、自伝的エッセイです。「人情屋横丁」、2011.10発行。①新聞配達での思い出 ②昭和33年:蓋つき丼でチキンラーメンを ③昭和34年:森永ミルクキャラメル、10円 ④昭和41年:ラーメン70円、チャーハンは大90円・中60円・小30円。ラーメンとチャーハン小で100円。⑤言うたち いかんちや、おらんくの池にゃあ 潮吹くサカナが泳ぎよる

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2020年11月30日

Posted by ブクログ

単行本を買った既読本。必ずしも食べ物のエッセイではないのだが、山本一力の故郷高知で幼少時代に食べたもの、東京に出てきて新聞配達をしていたころに食べたもの、サラリーマン生活を始めたころに食べたものと、懐かしい味が思い出と共に語られるのだが、どれも素朴な料理なのだがとてもおいしそうに描かれている。山本の小説ではさして食事風景が魅力的には映らないのだが彼のエッセイは食事が本当に生き生きと描かれているのは何故だろう。

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2011年10月31日

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