【感想・ネタバレ】初午いなり 木挽町芝居茶屋事件帖のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

表紙のイラストにつられて購入。中身も満点でした。

町奴(元やくざって表現していいんですかね?)の息子の喜八と兄弟分(右腕みたいな)の弥助と、料理人の松次郎で小料理屋を営んでます。
ある日松次郎の息子が盗みの片棒を担いだと疑われ捕まってしまいます。
息子が捕まったのと同時に松次郎も姿を消して…って感じのお話です。

松次郎や弥助が作った料理などがちらっとでてくるのですが、江戸時代の料理だったり季節モノだったりで、ヘルシーで美味しそうでした。
喜八が周りのへの感謝も忘れないめちゃめちゃいい子で、読んでて気持ち良かったです。喜八は火付改の鬼勘という人に元町奴の息子ってことで目をつけられてるんですが、この鬼勘が本当目ざわりでした。ただ、今回松次郎を探すのに協力関係にあったので、今後何かと絡んできてきっと理解は示してくれるようになんじゃないかと思います。仲良くはならないと思いますが。

とにかく喜八がかっこいいし、弥助が万能執事で最高でした。
次巻も買ったので楽しみです。

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2024年01月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前のシリーズは菓子屋。そして、今回は芝居茶屋ということですね。そして、主人公も女性から男性へ。

 戦国時代に傾奇者と呼ばれる人がいたことは知っていたんですが、江戸時代にも町奴、旗本奴などという人たちがいたのは初めて知りました。いわゆるならず者集団。

 主人公の喜八の父は町奴のかささぎ組の頭。大目付の大粛清にあい、牢内で死亡。
 
 喜八は駆け落ちした叔母が営う、小茶屋『かささぎ』を任されるところから物語は始まります。

 芝居の話等、前とは違う雰囲気が楽しく、面白いです。
 
 これからの展開が楽しみです(*^-^*)
 

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2022年03月01日

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