あらすじ
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イラストたっぷりでおとどけする、こわくて不思議な5つのお話。 ある夜、”きみ”の元に1通の招待状が届く。怪しい光にみちびかれてたどりついた先はナイトメア・ライブラリーだった!ここでは、子どもたちが見た悪夢を回収し、その悪夢を元にゴーストライターたちが物語を書いているらしい。ガイコツのコンシェルジュをはじめとする個性的なライブラリーの面々に案内され、きみはとっておきのこわいお話をひと晩に1話ずつ読んでいく。 5つのお話を読んだきみを最後に待ち受けているのは…?
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Posted by ブクログ
かわいい表紙からホラーなのかどうかをちょっと疑っておりましたが、読んでみると、悪夢をテーマにしたグロくないゾクゾク系のホラーでした。ホラーが好き!という子には怖さとして物足りないかもですが、話の進み方に意外性があり、ページをめくらせる力があると思います。
横書きであることに驚きましたが、コマ割りの要領で挿絵を入れ込むには確かに横書きが良いと納得します。1ページの文章の切り方、レイアウトに細心の注意が施されており、作者さんはおそらく漫画の造詣が深いのではないかなと思います。
漢字に全てルビあり、1ページの文章量は少なめで読むのが苦手な子に対して配慮があります。4年生ぐらいから余裕をもって読めるんじゃないかな…!?
ナイトメアライブラリーの仲間たちとのやりとり+子どもが見た悪夢のお話、の内容で一編が構成されており、誰かに勧められながら本を読む感覚で楽しい読書体験でした。