あらすじ
死にゆく友、守るべき仲間達。全ての想いと世界の調和を賭けて、王達は最後の戦いに挑む。
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素敵な最終回
この物語に悪者なんていなかったんじゃないか……そんな印象です!
ラスボス的ポジションだったキャラが実はいい奴で、綾ちゃんがヒロインかと思ったらマスターがヒロイン? と思っていたらヤッパリ綾ちゃんがヒロイン! そして白銀様が味方かと思ったら敵になってなんとか仲直り! などなど、一冊分にしてはバタバタな展開でした!
アニメ板とはかなりストーリーやキャラの設定が違っていて、別作品としてすごく楽しめました!(アニメ板だと白銀様は昶のこと大好きだったけど、漫画では「大嫌い」と言っている、とか)
素敵な作品をありがとうございました!
Posted by ブクログ
最終巻。決着はあっさりしすぎた気もするけど、でも綺麗な終わり方でした。思い入れが強い作品でしたので終始涙が止まりませんでした。ドラマCDでは救済があったので星は五つで。
Posted by ブクログ
いよいよ最終巻。
物語当初から面白い立ち位置だった昶と白銀の関係性がクライマックスに巧く効いてくるのが素晴らしい。物語を通してしっかり成長した昶の姿を描くのにふさわしい舞台設定がされていたと思える。
ただエピローグは長さ的にも内容的にも中途半端だった印象がある。もっと色々なキャラのその後を描いたり、具体的に調律された後の世界を見せて欲しかった。
昶と白銀の二人の関係性が鍵となっていたり、独特な対立構造やその解決法など、全体的なストーリーは非常に魅力的だった。回想が多くテンポがあまり良くない部分はあったが、徐々に明らかになっていく謎が楽しい。設定を理解するのに時間がかかってしまったので、設定を台詞ではなく絵で見てわかるようならなお物語に入り込めたかもしれない。