あらすじ
『無彩色の花嫁』、通称『アンカラ』は色をテーマにした乙女ゲームで、攻略キャラはイケメン揃い、ストーリーも高評価という神ゲーだった。そんなゲームの世界になぜか転生したシルヴィアは自身の【白】の魔力を活かして最推しキャラ、もとい最高難易度キャラである【黒】の魔力の持ち主である第一王子のノアールの攻略を目指す。前世の記憶を駆使して好感度を上げようとするシルヴィアだったが、ノアールにはどれも通じず冷たく突き放されてしまって……!? ゲームのシナリオ通りのはずなのに、脳内の攻略本が役に立たない!と焦るシルヴィア。だが一緒に過ごしていくなかで、彼の冷たい行動の裏に隠れた優しさへ触れたシルヴィアは、一人の男性としてのノアールに惹かれていった。シルヴィアは少しでも苦しみを和らげたいと、彼女自身の言葉でノアールの凍った心を優しく包む。そんな彼女のひたむきさにノアールの心は少しずつ溶かされていくが――!?
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好みの問題
カラーによる魔力をモチーフにした世界観で、ヒーローは最強の黒い魔力を持つ第一王子ですが魔力暴走の危機にあるため隠匿され隔離されていました。魔力判断で白の器になったヒロインはそんなヒーローを救うためにヒーローの元を訪れます。
ヒロインの転生などありますが、あまり意味はなかった気がします。本物の白の器を持つ正ヒロインもそこまで絡まず、3貴族を救うところも騙した贖罪のためと考えれば「他の攻略対象たちを救わなきゃ」みたいなのもなくても良かったかと個人的には思いました。ヒーローも執着はしますがそこまでヤンデレという感じはしませんでした。