【感想・ネタバレ】ナポレオン街道 可愛い皇帝との旅のレビュー

あらすじ

「戦争と人間」に迫る思索の旅エッセイ。

1815年地中海に浮かぶ流刑地エルバ島を脱出したナポレオン・ボナパルトがサン・ジュアン湾に上陸して、再び天下を取るために都パリを目指し進軍した「ナポレオン街道」。現地実際に辿り、ナポレオンの子孫の取材なども交えながら、「英雄」「戦争」とは何かを綴った思索の旅エッセイ。征服者が繰り返し現れるヨーロッパにおいて、プーチンにはなくて、ナポレオンにあったものとは? 貧しいコルシカ島に生まれ、軍事の天才として頭角を現し、皇帝にまで上り詰めたナポレオン。法典を整備し、道路やルーヴル美術館、競馬の基礎を作るなど、数々の偉業を成し遂げながらも、ワーテルローの戦いに敗れ、セント・ヘレナ島に流され、孤独な最期をとげた。「英雄」の一生を紐解きながら「戦争と人間」の本質に迫る。当時の貴重なカラー写真も16ページ収録。27年前に週刊ポスト誌で連載していた「ナポレオン街道」(1996年7月26日号~1998年2月13日号)に加筆、修正して編集したもの。

※この作品はカラーが含まれます。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ナポレオンの歩いた路を 時間をかけ旅して
あまり好きになれない英雄
同じ印象なのは やはり戦争を仕掛けることは
人を殺し 文化を踏みにじること
旅した作家の感覚が伝わって来る
それにしても ナポレオンの母親も凄い
戦士だったことは 知らなかった

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2023年12月16日

Posted by ブクログ

筆者の伊集院静が皇帝ナポレオン・ボナパルト所縁の地を訪れて、色々と想いを馳せるエッセイ。
本書でも先生はどこに行ってもギャンブルはやるし、日本人のことを憂うし、この方の価値観は好きになっちゃうね。
ぜひ一度はフランスの街に行ってみたくなるような、さまざまな美術館、観光地を紹介してくれてます。

あの世でもお変わりなくやってらっしゃいますか。

0
2025年03月03日

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