あらすじ
安心して挑戦するために、
誰もができること。
先が読めない現代において、生産性を高め、挑戦し、新しい価値を生むために、心理的安全性が注目されています。「心理的安全性を作るためにはリーダーだけが頑張ることが重要」だと思われがちですが、それは誤解です。「心理的安全性を作ること」は、誰からでもはじめることができるのです。
本書は、心理的安全性を作るための方法を集めたTips集です。従来のリーダー向けノウハウの本とは異なり、リーダーやメンバーといった立場を問わず、誰でも読むことができます。
著者らが実証済みの具体的な方法を掲載しているので、ぜひ安心して実践してみてください。あなたから「心理的安全性」をはじめましょう!
【こんな人におすすめ】
心理的安全性を実現したいすべての方
→よりよいチームを目指すマネジャーやチームリーダー、上司と部下の板挟みになり、働きにくさを感じている方、もっと自分らしく楽しく働きたいと思っているメンバーの方など
【本書のポイント】
・いろいろな立場で心理的安全性の実現に取り組む手法を学べる
・図やイラストを交えて、実践方法をわかりやすく解説
・個人、チーム規模から組織規模のものまで網羅的にカバー
・サイボウズとスコラ・コンサルトで実証済みのユニークなTipsを紹介
・上司と部下双方向の視点で、お互いの考え方や視点が学べる1冊
【著者紹介】
塩見 康史
スコラ・コンサルト プロセスデザイナー、作曲家。早稲田大学第一文学部卒業後、20 年以上、ビジネスマンと作曲家の"二刀流"を継続。ビジネスでは、大手小売業の人事マンを経て、2007 年スコラ・コンサルトへ。組織イノベーション、企業風土改革、戦略アート、などが専門。また最近、自身の創作経験をビジネスに応用した「創造的思考トレーニング」の普及にも取り組んでいる。
なかむら アサミ
サイボウズ チームワーク総研 シニアコンサルタント。法政大学大学院経営学研究科キャリアデザイン学専攻修了。経営学修士。教育、IT 企業で人事を担当し、2006 年サイボウズ株式会社に「離職率が高いとは知らず」入社。人事、広報、ブランディングを担当し、現在は、小学生から社会人まで幅広い層にチームワークを教える活動をしている。
【目次】
第1章 「心理的安全性」が働きやすさをつくる
第2章 ひとりではじめる心理的安全性
第3章 リーダーとメンバーで一緒につくる心理的安全性 メンバー編
第4章 リーダーとメンバーで一緒につくる心理的安全性 リーダー編
第5章 みんなでつくる心理的安全性
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
心理的安全性とは「目標を達成するために、時には言いにくいことも言える関係性」のこと。仕事を進めること、そのために、安心し信頼し合える関係性が求められる。なので、周囲の空気を読んだ発言ではなく、目標に向かっての思考と発言をしなくてはならない。なるほど~。自分もこういう組織づくりをきちんとしたい。どこの職場でも挨拶は基本(存在の認識)。そして「ありがとう」という(所属欲求を満たす)。うん、これはちゃんと言っているはず!そして、定期的に1on1の時間をとることで「仕事のズレ」を確認する。よし、明日も挨拶から!⑤
Posted by ブクログ
集団においてかなり重要になってくる心理的安全性をどのように高められるかを、メンバー、リーダーなどが具体的に何を意識して行うべきかを70個書いてある。
とても参考になった。
特に仲良しになることがゴールではなく、それに加えてどうやって業務効率を高めていくかの土壌になる心理的安全性。
これらは優れたリーダーだけで作り上げるものではなく、メンバーそれぞれが出来ることがあるので、自分がどんな立ち位置だったとしても学びになる。
Posted by ブクログ
マズローの欲求にもあるように、下の欲求が安定してないと、目標の実現に向かうのは確かに無理だなー
数字数字ではなく、普段の挨拶や1on1などによって、その人自身がやりたいことや、言いやすい環境作りなどが何より大切だと教えてくれる本。