あらすじ
刺繍作家として仕事に励むジリエーのもとに、縁談が舞い込んできた。相手は代々王族の護衛官を務める名家・シャフラン家の長子リストヴァー。ジリエーには過ぎたる良縁だったが、ジリエーは素直に喜べない。その理由は、リストヴァーが無類の女好きであること。夜な夜な酒場に入り浸り女性を侍らせ派手に遊んでいるらしい。さらに仕事第一のジリエーは、まだ結婚をする気がない。しかし父の必死の説得を受け、ジリエーは渋々見合いをすることに……。初めてリストヴァーの姿を目にした時、ジリエーはその美しさに言葉を失った。彼は今まで見た誰よりも美しい容姿をしていたのだ。しかも彼の言動はとても紳士的で、女好きという噂が嘘のよう。そのギャップはジリエーにとって、好感が持てるものだった。だからジリエーはリストヴァーとの仮交際を受け入れてしまった。結婚なんてする気はなかったはずなのに……と戸惑いつつも、二人の距離は縮まっていき……。
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面白かった
読んでる途中で銀眼やクロッカスの花でなんか読んだことあるような…と思っていたらスピンオフだったんですね。
読み終わったらもう一つの話をもう一度読みたくなってきました。
無類の女好き
無類の女好きという男性と、お見合いすることになったヒロイン。お互い断るつもりが、あれよあれよという間にいい感じになって…。本当の恋を知っていく二人です。自律した刺繍作家のヒロインに好感が持てました。
髪の色が異世界
スピンオフみたいですが、こちらから読んでしまいました!ヒーローもヒロインも好感が持てて、お互いに恋に落ちたり嫉妬したり盛ったりと可愛らしい2人でした。すこーしヒロインの拗ね方が理解できませんでしたが、ハッピーエンドで良かった。お見合いから始まる恋愛もいいよね。
あら、スピンオフ。
他の方のレビューでスピンオフを知りました。お兄さんの話ですね、弟の話が好きだったので嬉しいです。
兄弟揃って本命の女性には不器用でオタオタしっぱなしでしょうもないんですが、弟より兄の方が色々マシでした。 女性に拒絶されてオロオロメソメソ恋患いでフラフラになるのは遺伝子?
ヒーローがいまいちかな…
ヒロインへの気持ちに気付いてからのヒーローの努力は涙ぐましい。ヒロインが家族の衣類にそっと刺繍しているなんて素敵な子だなって思いました。ヒーローの押しにほだされたのかな。