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Posted by ブクログ
週刊新潮に連載されていたものを厳選して時代別にまとめたもの。おじさん雑誌に連載されていたからか、軽い文体でカタカナを多用したり、現代に当てはめてみたりと歴史が苦手な人でも大変分かりやすい内容になっている。
こういう楽しい本から歴史に興味を持つ人も多いんじゃないかなと思える本。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
出世になりふり構わなかった学者、イヌを食えといった町奉行、文化のパトロンになった汚職官僚、江戸城内のイジメ、ぶらぶら遊び暮らす幕末のパラサイト、災害速報で売り出した男…など四十五人。
太平の世にもリスクはある。
当人たちが大まじめに生きる姿は、傍目にはコミカルで、かつ物悲しい。
歴史の素顔はゴシップに宿る。
江戸時代二百五十年を“陰の声”で綴った無類に面白い人物誌。
[ 目次 ]
第1章 黎明(大学教授の元祖―林羅山;島原に死す―板倉重昌;将軍機関説―酒井忠清 ほか)
第2章 爛漫(世直し大明神―佐野政言;老中直属情報網―松平定信;スカトロ宴会―水上美濃守 ほか)
第3章 風雲(いつも万葉気分―平賀元義;江戸のリベラリスト―松崎慊堂;入墨判官―遠山金四郎 ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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