あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
学生時代に昆虫食に目覚め、食べてみた昆虫は419種!Twitterで「蟲喰ロトワ」の名前で活動し、ラオスで昆虫養殖による栄養問題の改善に取り組む著者。本書では昆虫食やその周囲の人々、虫をおいしく安全に食べる方法、人とかかわりの深い虫の魅力などについて、じゅえき太郎さんのイラストを交えて解説します。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
これはテーマ買い。
個人的にまだ虫を食べたいという領域までには達していないが、飼っていたヒョウモントカゲモドキが人口餌より冷凍コウロギのほうがくいつきがいいのでよっぽどおいしいのだなと。
もはや昆虫食はゲテモノ食いではない。立派な食料の一つ。
この本は、表紙やタイトルで強調されているように作者が食べてきた虫の感想もあるけれど 、虫に対するアレルギーの領域がまだ未発達であることや、昆虫を商業生産する利点も盛り込まれ、もはや論文に近いのではないかな(論文よんだことないけど)。
それがユーモラスな口調で語られているのでとてもよみやすい。
動物と同じく昆虫も肉食系(カマキリなど)はあんまりおいしくないらしい。ライオンとかもまずいというものな・・・。
Posted by ブクログ
なかなか面白かった!私は昆虫食は全然食べたいとは思わないけど、あれこれ味だのクリーミーだの書いてあると何も無くなったら虫を食べてもいい、ぐらいには思った。
Posted by ブクログ
この手の本は前職でしごとの一環としてかなり読んだ。
逆に今の仕事にはなんら関係ないのに、ついつい手が伸びてしまう。
環境による感化とは恐ろしいものだ。
私は元来なんでも食べるし、アレルギーもなく偏食もほとんどない。
昆虫食には最初に勤務した会社の立地が山間部だったこともあって、すんなり馴染んだし、蜂の子が高級品だということもよくわかった。
仕事がらみで試食もしたことがあるが、特段拒否感はなかった。
これからも、食べる機会があれば食べるし、養殖という新しい自給食としての道があるなら、こちらは積極的にやってみたいと思う。
場所も少なくてすみそうだし、農林漁業のようなハードさが感じられないからである。中高年や老人にも可能な食の自給の選択肢として、これからもっと注目されるようになってほしい。そういう本も出てほしい。
Posted by ブクログ
まさに知らない世界。
周囲にいないことはなかったが、昆虫食の世界というものは完全に未知だ。
田舎に育ち、農業の世界に居たときは気にならなかったが、離れてからは虫が得意ではなくなってきている。アジアでは日常的に食すことがあることは知っていたが、味についての言及をそれほどされているものはない。マダゴキはおいしいのかとか、タガメはフルーツっぽいのかとか、昆虫食をしたことがなくても最低限の知識が得られる。
他の領域に比べ味や栄養価に対しての評価も多くない中、先進国の新たな食の世界としても、一産業としても成功してほしいなと思う。
やはりひとつの物事に突き進められる力がある人はすごい。