あらすじ
目がランランと輝くので渾名が「ウルフ」。体は小さいが足腰のバネは抜群で怪力の持ち主。東京見物という話につられて九重部屋に入門した貢少年は、骨折や脱臼のために番付を上ったり下ったりの苦難の連続だった。それでも、努力、精進のかいあって58代目横綱に昇進するが、デビュー場所でケガ……。不運を克服してついに稀代の名横綱千代の富士となるまでを、千代の山、北の富士という二人の師匠の生き様などもからめて描く相撲小説の傑作。
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Posted by ブクログ
千代の富士が活躍した時代の相撲は見ていない。
朝青龍時代からのファンだから。
日本人が強い時代を知らないだけに、面白く読むことが出来た。生で見てみたかった。
千代の富士は最初から強かったと思っていた。
違った。あの鋼の肉体は苦境の中で生まれたものだった。
そんなことyoutubeで取り組みだけ見ても分からない。
そんなことを知ることが出来て良かった。
相撲の歴史を知ることが出来たので今の相撲ももっと面白く見ることが出来そうだ。
次の九重親方は誰になるのか?
それはリアルタイムで見届けたい。
今のところ相応しい力士は見当たらないね。
読んでよかったと思う一冊でした。
ちなみに自分が好きな力士は稀勢の里。
稀勢の里は勝っても負けても面白い相撲とるよね。
はくほう は強いのにセコイ所が嫌いだ。
朝青龍がいればまた違っただろうに・・・やくみつるめ。