あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
※権利上の問題により、紙版で掲載されている写真やイラストの一部が未掲載となっております。ご注意ください。
■世界史の流れがひと目でわかる
B5判の横長ワイド判、イラストを中心に解説した世界史の図鑑です。見やすく、理解しやすくなっているので、大人の復習として、また中高生の日本史の勉強にきっと役立つはずです
■イラストを中心に世界史の重要トピックを解説
全面的にイラストを使い、世界史の重要トピックをひとつひとつわかりやすく解説。文字ばかりの世界史の本だと読みにくい、退屈だという人にも、楽しみながら学べる1冊。
■地域ごとの構成なので、読みやすい
中国、ヨーロッパ、中東、アメリカといった地域ごとに一気に解説しています。各地域を時代ごとに行ったり来たりすることなく、読むことができます。
■目次より
第1章 中国と東アジアの歴史
第2章 ヨーロッパの歴史
第3章 中東・イスラームの歴史
第4章 アメリカ合衆国の歴史
第5章 その他の地域の歴史
第6章 テーマ別に見る世界史
■編著者について
かみゆ歴史編集部(カミユレキシヘンシュウブ)
歴史関連の書籍や雑誌・デジタル媒体の編集・制作を行う。ジャンルは日本史全般、世界史、美術史、宗教・神話、観光ガイドなど。主な編集制作物に、『テーマ別だから理解が深まる日本史』(朝日新聞出版)、『イラストでサクッと理解 流れが見えてくる日本史図鑑』(ナツメ社)、などがある。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
世界史の要点を抑えるためにはとても良い本。
ただし地域ごとにタテの記述形式で著されているので,ヨコの繋がりがやや把握しづらい点には留意が必要だと思われる。
個人的にはこのタイプの本は,知識ゼロの状態で最初に読むよりかは,教科書などの時系列順に地域ごちゃまぜで記された本を先に読んで大方の流れを掴んだ後に,あるいは同時並行で資料集として用いながら読んだ方が,理解度は増すかなと思う。
内容量は必要十分…どころか,意外に感じられるくらいにはしっかりとしていて多い。
ページ数の少なさゆえにどうしても誤魔化されがちにはなってしまうが,特殊な判型をしており,一般的な世界史教養本と比べると1ページあたりの分量は2倍になるので,実質的にはページ数の2倍は内容があると考えておく必要がある。
もちろん,中ではイラストが多用されており,文章も比較的平易で簡潔とライトなので,文字がぎっしりと詰め込まれた本に比べたら,その分記述分量は少ないのだが。
しかしそこにも注意点があって,文字のフォントサイズを小さくすることで,その分内容を詰め込もうという工夫がなされているので,見かけの印象よりは読む文字の分量は多く感じられることと思う。
正直,文字のサイズに関しては小さすぎるので,老眼者には読むこと自体が厳しめかと思われる。
判型の独特さも重なり,普通に読んでいても読みにくいなと感じることがしばしばあり,この辺のバランス調整はもう少し考慮していただきたかった。
本としてのデザイン面では少々難点を感じるところもあったが,中身自体は文句無くしっかりしており,分かりやすい。
特にコラムやピックアップの項目が秀逸だった。
世界史の本はどうしても情報量が過多になってしまうので,そこに圧倒されてしまい,読んでいる途中で気持ちが萎えてしまうことが起こりがちなのだが,雑学的なコラムやすごろく形式で出来事や物語の時系列を追っていくピックアップ,芸術文化や遺跡などの世界遺産を取り上げるガイド企画も充実しており,合間合間での良い気分転換として機能してくれていたと思う。
いや〜,しかし,ヨーロッパの中世末期から,ルネサンス・大航海時代・宗教改革へと至る近世を経て,産業革命から市民革命に至る近代到達の流れは,激動で,ダイナミズムに溢れていて,何回見ても本当に面白いのだけど,その分,分量も多く複雑で,読むのにも理解するのにも時間が掛かって,苦行になりかけるw
特にフランス革命以後のフランスの動きがややこしすぎてつらい…。
Posted by ブクログ
世界史の学び直しの参考資料のひとつとして使用。浅く広くだが、イラストと図説が多くてとっつきやすい。目で見てわかることが私には重要であるので読めて良かった!
Posted by ブクログ
タイトルの通りサクッと分かりやすい内容。
書籍自体も少し大きめ、エリアごとに説明されている。
合間合間に主要な国の文化や宗教、世界遺産などについても紹介していて、
別な角度からの視点も見ることができるのが面白い。
それぞれのエリアの歴史を見ていて思うことはどこの国でも戦争が起こり、
中世ヨーロッパではアメリカ、アフリカ、アジアと次々と植民地化していった
歴史が垣間見える。
会話という手段を持つ人間でありながら、武力で相手をねじ伏せようとする。
その理由は利益であり、自国がどうにもならない状況に追い詰められたりと
色々な理由からだ。
対立の多かったヨーロッパ諸国はEUという共同体を作ることで互いの協調を
強める選択を行った。
多くの歴史を学ぶ我々はどうやって今後の未来に活かしていくのか。