あらすじ
予算も体力も時間もない、ナイナイづくしの小売業に対し、伸びない市場で売上・利益を上げ、現場と会社を劇的に変える知恵と手法を提案する本。
お金をかけずに、店内でお客さんの心を動かし、売上アップを実現する方法を、多くの店舗ビジネスを成功させてきたコンサルタントが述べていきます。
消費者の心理・行動という視点からはもちろん、現場視点からもお店でどのようなアクションをすればいいのかを説明しています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
10年ほど前の本だが今の情勢とあまり変わらないので十分使えると思う
昔よりも衝動買いする人は減っているので、どうすればその場で買ってもらえるかの実践法がいろいろ書かれている
来店、商品、価格、売り場、接客、イベント、固定客化、人材育成という章構成。
商品の情報を通りいっぺんではなく本気で伝えているか?
だいたいの客はとっぴなものより定番を好む。
面白いと思ったのは、買い物の付き添いに来た人(子供や夫など)の時間つぶし場所を用意することで買い物に集中しやすくするという話。車販売店のキッズルームはそのためにあったのか。
Posted by ブクログ
衝動買いは会議室でおきてるんじゃない!現場でおきて
るんだ!という感じで販売の現場の人にこそ読んで欲し
い一冊。なるほど、衝動買いの最大のポイントは「今、
支払える価格」であること。そしてもう一つ…は本書で。
衝動買いの事例を数多く仕入れたいあなたへ!
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▼3 つの共感ポイント▼
■衝動買いをしてもらうには、来店して最初に接触するス
タッフの印象が重要になります(P113)
■衝動買いマーケティングも顧客関係性マーケティングも
販売の現場においてお客様の心を動かす、心を気遣うこ
とが重要になる(P178)
■市場の縮小で、売上維持もしくはダウンが続くお店が多
い中、今最も求められているのは店長を対象とした売上
アップに直結するマーケティング研修です(P179)
Posted by ブクログ
目次がすごく良くできていた
現場を知っているので
21の項目の見出しと付け足しの一文だけで
大半を理解できた
来店 商品 売場 価格 接客 イベント
の切り口から お客様の衝動を刺激するポイントが書かれていた
どれも至極当然ではあるが
個々の店員 従業員 スタッフの理解度に差がある
店舗全体として 意識の向上が測ることが大切だと思う
巻頭には現在の小売の現状 衝動買いの内容
巻末には教育 向上に関する事が書かれていた
衝動買いという言葉に
なんとなく店舗側の都合や 騙しが入っているようにも感じるが
顧客満足を考えてのアプローチが多く
一読に損はないと思える内容だと思う
Posted by ブクログ
哲学・マインド寄りじゃなくて、
具体的になにをすればいいか寄りの内容なので、
はっきりしてて読みやすいです。
目新しい発見はないけど、
体系付けて整理がなされているので、
とてもよい確認になりました。
ナイス。