【感想・ネタバレ】南海トラフ巨大地震 1のレビュー

あらすじ

「現代ビジネス」で10,000,000PV超えの異色の話題マンガ!
2025年 2月11日 15時07分、「南海トラフ巨大地震」発生--。
そのとき、名古屋港にいた主人公・西藤 命(さいとう めい)は、変わり果てた街の姿を目にする。
「大津波警報」が発令されるなか、安全な高台へ逃げようとする命。
ところが、そばには「ケガを負って動けない高齢者」が……。
見捨てるか、それとも助けるか。
迫られる究極の決断。
そして襲い来る「見えない津波」の恐怖。
いつか必ず起こる未曽有の災禍。そのとき、いったい何が起きるのか?
どうすれば、生き延びることができるのか?
綿密な取材に基づいて描かれた「いつか起こる震災のリアル」。
これは、「そのとき」が来る前に知っておかなければならない「現実」。

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いま!!この瞬間に「南海トラフ巨大地震」が起きたら、あなたは何ができますか。

今後、高い確率で起こるとされる「南海トラフ巨大地震」。
どのくらいの規模で、どのくらいの被害が起こるか。
その瞬間に居合わせた人たちと、助け合って行動できるか。

この作品は、その想像をリアルに描き、平和ボケした私に「ハッ」と気づきを与えてくれた作品です。

超巨大地震が起きたその瞬間、周りの建物、道路だけでなく、建造物と言われるあらゆる物が壊れ、隆起し、修復も難しいほどの状態になる光景。
偶然その場に、ケガを負って動けない方がいたら・・・
見捨てるか、助けるか。
助けるのなら、津波が足元まで迫る中、どうやって2人で逃げきるか。
葛藤に次ぐ葛藤。
そして、津波が迫ってくる恐ろしさまでも、登場人物の思考とともに鮮明に描かれています。

「南海トラフ巨大地震」発生時の状況をイメージして、しっかりとした備えが必要と私は感じました。
後半には、「南海トラフ巨大地震」についての解説がありますので参考になるかと。

※大震災、津波に関する描写が登場するためストレスを感じる方はお控えください。

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おじいさんを見捨てきれずに何度も助ける。見ていてイライラするかもしれないけど現実的かなと思う。地震発生後直ぐに町が崩れてるのは違和感がある。

0
2025年12月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あまり評価が高くないようだけど、個人的にはけっこう衝撃的なシリーズの始まりを感じているんですが……。2巻まで読んじゃったからかな?

今、防災学習系の本は対象年齢、ジャンル共にバリエーション豊富で、けっこう掘り尽くされている感があります。
災害自体の理解、対処法、避難後の生活などなど一冊一冊のテーマも細分化されているものの、情報の更新も早く、防災系webサイトやSNSに勝てる要素が根拠の正確性くらいな気もしたり。大事な要素ですけどね。

その中でも児童書ジャンルはけっこう読んではいるものの、有益な情報の塊だとしても、やはり「学習」のフィルターってリアルから一歩離れてしまう気がしていて。
どうしても災害時のリアルでショッキングな写真や動画って子どもの目には触れないようにしているから、どれだけしつこく「学習」機会を作っても、いまだに津波は青い水が富嶽三十六景みたいにザパーンと到来すると思っている子がいたりするんです。

心を守ることは大切だけど、知らなきゃ!学ばなきゃ!と思うには、やはり危機感や恐怖って感情はある程度必要だと思っていて、その点でこの作品はすごく良いのでは?と思っています。

1巻では早速「津波は派手に登場しないこともある」「水没した車からの脱出」「他人を助ける危険性」がストーリーに沿って体験できる。
3点目に関しては弱者を見捨てられない主人公のヒロイズムも盛り込まれていますが、ここからどんどん追い込まれるリアルが大切ですね。

「自分の命は自分で守る」は全ての基本。
それができて初めて他者に手を差し伸べる余裕を生み出すことができるんだと思います。

スタンダード版ではカットされているらしいですが、巻末にがっつり過去の地震の振り返りや南海トラフ地震のメカニズムなんかも載っています。中学生なら読めるでしょう。

1・2巻購入して油断していたら、もう4巻くらいまで出ちゃってるので追いかけたいです。

0
2025年10月28日

匿名

購入済み

中途半端で微妙

途中まで描写のマンガで後半は災害に関する内容の表記で解説?説明な感じかな。
ストーリーが中途半端な感じがする。
ただ車の対処の描写部分は良かった。
対処法をもっと描写ですればいいと思うけど…
この値段にしてはちょい高いかなぁと感じます。(あくまでも私見ですけど… )

#タメになる

3
2023年10月23日

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