【感想・ネタバレ】神曲奏界ポリフォニカ サイレント・ブラックのレビュー

あらすじ

現場に残された死体は、ものすごい力で全身をバラバラに引きちぎられていた。だが検死解剖の結果は、不可解なものだった。死体に精霊雷のあとがなく、足跡もない。人間業ではない犯行、だが精霊がやったとするには不自然。それがマナガとマティアのぶつかったジレンマだった。だが捜査が進み、次の被害者がでて、点が線につながったとき、マナガとマティアは十九年前の、ある禁断の実験にたどり着く。実験によって生み出された悲劇とは!事件の犯人は、加害者?それとも被害者?そして本当に罰せられるべきは誰なのか! 復讐を叫ぶ心の歌が届いたとき、ブルースの調べに乗って“黒の精霊”が涙を流す! 大迫純一渾身のポリフォニカ第2弾。サイレント・ブラック登場! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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Posted by ブクログ

神曲によって結ばれた精霊と人間との絆。
しかし、それは時には悲劇となって訪れる…。そんな事件を解決するマティアとマナガの凸凹コンビ。二人の固い絆。
そして、何よりデカイ、マナガの微笑ましさが好きです!!

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

犯行方法がちょっと卑怯っぽいけど、この世界だからいいのか。犯人の特性は驚いた。もう一度読み直したい。

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2011年12月03日

Posted by ブクログ

間を置かずに発売された、ポリ黒の2冊目。
1巻同様、犯人が(読者には)分かった上での事件である。
今回も、というと語弊があるが、殺人事件である。ただし、「連続」の、ではあるが。

犯人の心情も目的も描かれているとはいえ、動機が見えない。
何故?一体?罪を犯してまで、殺人事件を起こすのか?
マナガとマティアが追いかける事件は、しだいに点が線を結び、ある過去にたどり着く。

それは禁断の実験。
それは狂気の産物。
そしてそれは復讐。

悲劇の連鎖を食い止める為、復讐の果てに待つ哀しみを止めるため、マティアは神曲を奏でる

シェアードワールドということで、最も近いポリ赤から今回もゲストが参加。
ユフィンリーに加え、ユギリ姉妹がちょこちょこ顔を出しています。
また冒頭には、ポリ赤1巻で起こった事件の顛末が。


そして、物語の最後には、ポリ赤に繋がるあの事件の前兆が見え隠れする。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

現場に残された死体は、もう死体の形をしていなかった。
それ故、人間の仕業ではない、と思われたが…。

また犯人は分かっている状態で、動機が何なのか、が
ゆっくりと分かって行きます。
むしろ、現場に置いてきてしまった『鍵』とは
一体なんだったのだろう? と読んでいたのですが
そう言われてみれば…すっかり存在忘れてました。

した方は忘れていても、された方は憶えている。
当然の摂理です。
微妙な終わり方、ですが、納得のいく形で終わっています。

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2016年11月11日

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