事件は巨大な屋敷の一室で起きた。希代の神曲楽士、オゾネ・クデンダルが後頭部を撃たれ、死亡していたのだ。現場が密室だったことから導き出された第一の容疑者は、彼の契約精霊ニウレキナ。状況は決定的で、容疑は揺るがないかに見えた。だが彼女の瞳の奥に、失った契約楽士への愛と絶望を見つけた時、二人の刑事が立ち上がる。小さなマティアと大きなマナガ。ルシャ市警精霊課、黒の二人-インスペクター・ブラック-。罪の涙が流されるとき、ブルースの調べに乗って“黒の精霊”がその羽根を開く! 最高にカッコイイ“黒のポリフォニカ”登場! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
この作品のおもしろさはほかの方のレビューでこれでもかと書かれているので自分からは
「迷わず読め!」と言わせていただきます。
最後に一言、大迫さん・・・俺はあなたが生み出す作品をもっと読みたかったよ・・・
Posted by ブクログ 2010年11月25日
赤と白の既刊本を全て読破してからの黒。
ファンタジー系の世界観にミステリーやハードボイルドは・・・という食わず嫌いが間違いだったと思い知った。
時代背景は赤と同時期で、赤の読者にはとてもわかりやすい。
むしろ赤で起きる事件の伏線ともなる内容。
これがシェアードワールド展開のおもしろさだろうなぁ。
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Posted by ブクログ 2016年11月09日
稀代の神曲楽士を殺したのは、彼の顧問弁護士。
彼は、犯した罪から逃れる事が出来るのか。
コロ○ボみたいな始まりです。
通常こういうものは犯人に感情移入するものですが
主人公でないためなのか、さっぱり。
一体どうやって彼の犯行にまでつなげていくのか、が
気になって仕方ありません。
別の容疑者を仕立て...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年02月07日
ポリフォニカはオリジナルのクリムゾンシリーズを読んでいたのですが、オリジナル以外はいいかな~と思っていたのですが、本格ミステリと聞いて手をだしてみました。
ポリフォニカの設定をうまく使っていて、正直オリジナルより読み応えあって個人的には楽しめました。主人公2人の関係性とかうまいことだまされてしまい...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
シェアードワールドで展開するポリフォニカワールドに新たな舞台が登場。
赤のフォロンやコーティカルテが暮らす将都トルバス。
その同じ将都トルバスはルシャゼリウス市の警察署には、精霊が関与する・もしくは関与されると思われる事件を扱う「精霊課」という部署がある。
そこに所属する小さな警部と黒き精霊、マチ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月27日
BUNBUN先生の絵のジャケ買いです(汗)。
この「ポリフォニカ」シリーズは何種類かあって、
精霊と共存する世界「ポリフォニカ」を舞台にしている以外は
それぞれ毛色が違うようですが、この「黒」シリーズは刑事モノ。
設定と裏腹に王道刑事モノでした。
大きいマナガと小さいマティアの関係は、読む前の想像...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
イラストのBUNBUNに惹かれたことと、ミステリーを最近読んでないとゆうことで買いました
それとGA文庫初めて買ったw
イラストで買ったんですが、これは面白いミステリーでした
最初から犯人がわかってて残念だなっと思っていたんですが、段々読むうちに犯人とマナガとマティアのやり取りが非常に面白い
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