あらすじ
一夜限りの男に交際を迫られていた双子の弟のため、弟になりすました灰塚一総の前に現れたのは、ずっと想い憧れていた担当作家の嗣原だった! 切ない恋が錯綜する身代わりアダルトラブ。描き下ろし後日談付き?
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初めての深井結己さんでした
深井さんの作品を初めて読んだのは本作でした。表題作ほか、表題作関連2話、短編2作収録です。
絵もストーリーも私の好みで何回も読み返しています。
そして細かなところへの気配り(すね毛など)も、凄く気に入っています。
Posted by ブクログ
全部で4編のお話が入っています。
それは僕の愛じゃない
ウソツキの秘密
なみのまにまに
誰かのだいじな誰かのはなし
単行本のタイトルのお話は、双子のお兄さんの方のお話で、
弟さんのお話は、「指先で愛を語れ」というタイトルの単行本となってます。
一つ目と最後のお話が、同じシリーズのお話で、
2番目と3番目は、それぞれ短編です。
タイトルのお話はというと、
双子がそろってゲイで、
総太(弟さん)は、小さいころに離婚して離れた一総(お兄さん)が好き・・・
お兄さんのほうは、そういう感情がないという設定で、
こっちは、お兄さんに相方さんができるというお話です。
「指先で~」と続けて読むほうが、どっぷりこのシリーズにつかれると思います・・・
ということに気づいて、買いだめの本の山から抜き出して
続けて読みました(^^)
Posted by ブクログ
深井さんは好きな作家さんですので、かなり贔屓目でみています。
で、過去一度、作風がエロばかりになってしまって離れたのですが、あらすじを読んで久々に読んでみようかと買ってみました。
矢張り、設定や展開など上手いです。
でも、色々細かい所が気になって入り込めませんでした。
真性引きこもりの作家が、初恋の人が落ちていた(笑)からといって、一晩共にするような事態に持ち込めますかね?
妄想ではそこまでいけるかもしれない。
でも、それを実行出来ないからコミュ障で引きこもりなのでは?と思ってしまいました。
あと、双子が入れ替わるのも苦しいかも。
ずっと一緒に今でも暮らしてるならばともかく、生活が離れた時点で矢張り嘘立ちは顔に出るんじゃないかなあと思うのでした。あと双子の友人が結構沢山おりますが、その実、双子ってじっくり見ても分からない程似てる人は少ないんじゃないかなと思っているので、それもあるかもしれません。
そこらは、BLはファンタジーだからいいのか。
うーん。
割り切れれば、読後感も良くていいお話だと思います。
何だかんだで、矢張り上手いですこの作家さん。