あらすじ
さぁ、明日はどうやって飲もうか。はじめての酒場に行こうか。それともお気に入りの酒器で一杯やろうか。たまには昼から飲むのもアリかな――。来る日も来る日もお酒のことを考えているパリッコさん。まさに「酒とともに生きる」生活。でも、こんな生き方があってもいいじゃんか。連載「つつまし酒」シリーズ第3弾。酒飲みの喜びと知恵がつまったほろ酔いエッセイ。まるっと1章分の書き下ろしも!
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Posted by ブクログ
酒呑みの達人であるパリッコ氏の楽しいお酒エッセイです。
ややもすると同じようなお酒やおつまみに偏りがちな家呑みを、どれだけ
楽しく変えることができるか。
おつまみをしりとりで選んだり、鉄板焼き機でカマンベールチーズを溶か
すことによ理、チーズフォンデュ風おつまみを作るなど、「面白そう」
「やってみよう」と思える工夫がたくさんです。
「これは楽しいかも」と思ったのは、全てフェイクの海鮮丼を作る、です。
人造イクラやカニカマなどで作る海鮮丼は結構頭を使うかもしれないです。
やはり酒の達人、人生の達人ですね。
たとえ家呑みでも毎日の晩酌が楽しくなる一冊です。
Posted by ブクログ
なんで借りようと思ったかも思い出せないくらい、全く知らない著者でしたが、内容がとにかくおいしいもの食べたい&お酒飲みたくなる!なもので楽しめました。
雑誌とかの連載はあんまり目にしないのでこうやってまとまっているとその人となりがわかりやすくて良かったです。お気に入りのお店やよくあるチェーン店でちょっとお酒に合わせて食べるには視点であれこれ考えて選びたくなる感じ、わくわくです。
Posted by ブクログ
酒をメインにした食エッセイ。コロナ禍の記録。パリッコ氏の書いた文章は読んだことがあったが、著作は初。軽妙で読みやすく、かつ、食に関しての描写は丁寧で読んでいて楽しい。他にも読んでみたくなった。
Posted by ブクログ
出ると必ず本を買う人は野田知佑さんとパリッコさんとスズキナオさんであります。
前者はもう故人なので存命の後半2名が僕がリアルタイムで追いかけている作家という事になります。
そしてパリッコさんの本は精神安定剤のような効果が有り、まさに野田さんの本を読んでいた時と同じ効果が有るようです(僕にとっては)
野田さんの本はままならない日常から心を空に飛ばしてくれる憧れに満ちていましたが、パリッコさん本は親しみと自分でも出来る小さな楽しみを教えてくれます。
この本もどんどんシリーズ化して続いて欲しいものであります。