【感想・ネタバレ】ドイツの女性はヒールを履かないのレビュー

あらすじ

こんにちは。『ドイツの女性はヒールを履かない――無理しない、ストレスから自由になる生き方』を手に取っていただきありがとうございます。この本では基本的には「どうやったら、がんばらないで、生きることができるか」ということを書いています。

本題に入る前に少しだけ自己紹介を。私は23歳までドイツで過ごし、今では日本での生活のほうがドイツよりも少しばかり長くなりました。父親がドイツ人、母親が日本人のいわゆる「ハーフ」だということもあり、初めて会う人には「どちらの国のほうが好きですか?」と聞かれることもあります。そんな中で「ドイツと日本の似ているところ」「ドイツと日本の違い」に話題が及ぶことも。

前者に関しては、「日本人もドイツ人も真面目で割と時間を守る」「仕事をする時に詳細な計画を立てる」など気質の面で似ている面があると感じます。ちょっと難しいのが後者です。なぜなら日本では「男性であるか」それとも「女性であるか」で話がだいぶ違ってくるからです。

◎ドイツだったら想像もつかないようなところに気を配る日本の女性

◎べつに「年相応」でなくてもいい

◎あなた自身が「心地よく過ごすため」に

◎人は人、自分は自分。比べること自体が不幸の始まり

◎「最初からがんばりすぎないこと」が「女性の生きやすさ」につながる

日本では、女性がありとあらゆる面で「がんばりすぎている」ということを念頭に置き、「日本の女性の睡眠時間は世界で一番短い」ということも頭の片隅に入れ、省ける手間は積極的に省くようにしたいものです。

みなさんには「がんばるのをやめてみる」ことを勧めたいところですが、「がんばる」ことが当たり前となっている日本ではあまり現実的ではないので……「ほどほどに、がんばる」をお勧めしたいと思います。

貴女も私も自由でハッピーな生活ができますように!

(「はじめに」より抜粋・一部改変)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ドイツ人と日本人のハーフの著者が「どうやったらがんばらないで生きることができるか」を書いた本。

ドイツ人は散歩が大好きというのは取り入れたいなあと思った。
でもちょっと気になって気候を調べたら、ベルリンに比べて東京は気温も湿度も降水量も高くて真夏の散歩は命取りになるくらい。年間を通じて快適な日が多い国でてくてく散歩できるっていいなあ。

ドイツの女性はあまり化粧をしない、ヒールを履かない、年齢にこだわらず、結婚するしないもその人の自由、週末を生きがいに働く。
いいなあ。自由。自分を大事にしてる感じがする。

10歳でおおよその人生が決まってしまうとか、恋愛が大事とか、自分とは合わない価値観なところもあったけど、日本て窮屈なのかなあと思った。日本のいいところもあるんだけど。

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2025年06月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルにもある「ドイツの女性はヒールを履かない」から、昨今のKuToo絡みの本かと構えて読み始めたが、そんなことはなく、寧ろ読んでいてリラックスできる内容だった。
筆者サンドラ・ヘフェリン氏も巻末インタビューに答えている門倉多仁亜氏も、ドイツ人と日本人のハーフであることもあり、多少の比較論はあるものの基本的には、自分は自分他人は他人、ストレスの少ない生活を選べばよくない?と優しく投げかけている。決して日本流を否定するわけではなく、ドイツだとこんな感じだけど、試してみれば?程度の内容で心地よかった。
ドイツでの就職(インターンシップ)の話や恋人の友達との繋がりの話など、海外に漠然と抱いていたイメージとは少し違っていて勉強になった。一概に、海外>日本と
言えないなあ、私には日本の方が楽でいいわ、とも思え、もっと自国に対して愛着が湧いた。ただし、今すぐ真似したいことも色々あったので(特にカルテスエッセン)、本書の趣旨通り、参考にして自分自身を労ろうと思った。

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2024年01月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

◉ビルケンシュトックを履くときは必ずペディキュアをする
◉ドイツ稗田は友達と会うときは必ずしも「食事を」とはならないので、友達との交流にあまりお金がかからない
◉身だしなみは、歯並びが良いこと、アイロンがけされた服、 磨かれた靴
◉ダビドフ クールウォーターウーマン 香水
◉家事は簡潔に要領よく。機械と人に頼る。部屋の置物や飾りは自分たちのこだわりを。
◉人と会わない日や何の予定も入ってない日が増え、意外とこれが心地よいこと。
◉大人になってからの、お稽古ごとや資格取得の勉強…その貪欲さはドイツ人にはあまり見られない。せっかくの自由時間は、好きなことをして、仕事のときのように目標を立てて努力する必要はない…

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2025年10月17日

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