【感想・ネタバレ】知的食生活のすすめ 食文化と歴史から考える新しいライフスタイルのレビュー

あらすじ

今日、世界各地で日本食への注目が高まっています。これは一時的な現象ではなく、「環境・安全・健康」という21世紀のキーワードで表される、経済社会の一大転換のひとつと言えるかもしれません。本書は日本食ブームの理由を求めて、縄文時代に遡る食の歴史をひも解いていきます。美食・大食はもう古い。旬の素材で四季を味わうことこそが、満ち足りた人生を実感させてくれるのではないか――本書に描かれた世界の食文化と歴史は、多くの読者に食生活の新しい楽しみを発見させてくれるでしょう。

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Posted by ブクログ

食が分かれば世界が分かるとほぼ同等の内容。「ラ・ピラミッド」のマダム・ポワンの弟子がポールボキューズであり、トロアグロ兄弟であるというのが発見。美食礼賛の為にはまず健康からということで、素材の良さを大事にする日本食の再考や雑食の文化、医食同源の文化を持つ中国を分析し、結びには著者自身の健康管理術を掲載している。サラリーの語源がラテン語のサラリウム、塩を支給するという意味という瑣末な知識は調味料の歴史を知る上で面白いと感じた。

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2010年01月31日

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