【感想・ネタバレ】獄門撫子此処ニ在リ 2 ~赤き太陽の神去団地~のレビュー

あらすじ

それは、現世と幽世のはざまにある場所ーー。

衝撃の第17回小学館ライトノベル大賞《大賞》受賞作、
さらにスケールアップした第二弾。

「神去団地へようこそーーそして、ご愁傷様」

ここは神去団地。
怪異ひしめく古都・京都の裏側に隠された、現世と幽世のはざまの土地。
地上には量産された建物が歪に立ち並び、目も眩むような青空の中心では、赤く奇妙な太陽が人を惑わせる。
この土地に閉じ込められた無耶師たちは、赤い太陽が秘めた力を巡り争っているのだという……。

そんな異形の地で目覚めた撫子は、記憶を失っていた。
化物にすら畏怖される『獄門家』の血族としての記憶も、アマナと出会ってからの記憶すら失っていた撫子。かろうじて記憶を取り戻すも、何か大切なことを、忘れているような気がしてーー。

空に焦がれた天狗の一族、奇妙に身軽なタタリコンサルタント、向こう見ずなガスマスク達、蹂躙する狂信者たち、もはや終わってしまった一族の生存者……人々の欲望が絡み合うなかで、撫子とアマナはこの異形の地に巣食う因縁を断ち、脱出できるか。
そして撫子は、忘れてはならなかった約束を思い出せるのかーー。

化物とヒトとのあわいに揺らぐ、うつくしくもおそろしい少女鬼譚、霍乱の第二巻。

※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

またまた始まる怪奇譚。
今回は現世と幽世の狭間にある狂った団地でのバトル。
最終的には天狗が相手だった。

撫子とアマナの関係が微笑ましいと言うにはもっと切実なんだけど、見てるこっちからすると付き合いの深い恋人同士に見えてもうね、なに恥ずかしいこと言ってるんだ! さっさと付き合っちゃえよ! と言いたくなる^^まあ、二人がそれでいいんならいいんだけどさ。
と言うことで数多のバトル場面よりも、無事を確かめ合って涙する撫子の方が記憶に残っていると言う、いやまあ、そんなお話。
君たちもう一緒に住んだら?

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2024年07月05日

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