【感想・ネタバレ】安吾史譚 七つの人生についてのレビュー

あらすじ

「無頼派」「新戯作派」といわれた坂口安吾が、その流儀そのままに語りつくした日本史上異色の七人の評伝。収録されているのは「柿本人麿」「道鏡童子」「源頼朝」「小西行長」「直江山城守」「天草四郎」「勝夢酔」の七篇。透徹した独自の史観と大胆な語り口が、寓話的で不思議な世界を醸しだしている。文豪晩年の爽快な作品集。

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Posted by ブクログ

本好きな先輩から頂いた本。
いやー実に面白い短編集
坂口安吾の切り口がなかなか新鮮というか
短編の最後の一言の締めが笑えるというか
あぁ全くだな、と思える。
やはりここは個人的に思い入れ(と言っていいのかどうなのか)のある
勝海舟、直江兼続、天草四郎時貞あたり。
あと小西行長、源頼朝もそうだ。
疎かったけどはぁなるほどと思った
物部氏や公明皇后もまたなんとも笑える
まぁ過去に日本武尊とか天照大神とか調べてたら
神話通り越してあまりにショッキング過ぎて泣けたけど。(個人的に)
まぁそれはどうあれ、余計に好きになったよ坂口安吾。

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2016年12月30日

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