あらすじ
男爵令嬢のアイリーンは、大好きな年上の夫・レナードに愛され幸せいっぱい! ……のはずだった。自分たちの夫婦関係が白い結婚だったと知るまでは。軍人で伯爵位を持つレナードとは、アイリーンが両親と自身の足の自由を失くしてしまった事故を機に結婚。以来レナードは、自分というお荷物を背負わされていたのだ。彼を解放するため、両親が残してくれた商会を盛り立て自立しようとするアイリーン。しかしレナードの方はアイリーンを離す気などなくて!? 「翻弄している自覚がないからたちが悪い」過保護に優しいレナードから獣のような情欲を向けられ、求められる実感と快楽に身体は疼いて…。
※こちらは単話1~6話のセット版です。重複購入にご注意ください。
感情タグBEST3
そんな年の差ではなかった
表紙が素敵と思ったのですが、ヒロインが足が悪く座っている状態がデフォなので、ある意味このポーズしかないですね。挿絵はイメージぴったりで内容と合っていてすごく良かったです。ヒーローもヒロインも真っすぐで、お互いを想い合える素敵な夫婦でした。
とっても可愛いヒロイン
両親の事故。その事故による後遺症。
遺産相続による周りの人達の豹変。
物凄く怖くて、悲しい思いをしたのに、純粋で健気なヒロインが、読んでいて可愛くて守ってあげたくなりました。
なので、ヒーローの気持ちはよくわかります。
お互いが真面目で一生懸命で、相手をとっても大切に思うが故のすれ違いや誤解が、読んでいて『あぁ!』と声に出してしまう程でした。
なかなかないお話で、新鮮でした!
他の作品も読んでみたいと思う作家さんでした。
匿名
夫婦のこと
夫婦のことは当事者でないとわからない。ほんとにそうですね。お互いのことを思ってすれ違った。まさかの友人の裏切り。色々あったけど幸せで良かった。
焦れったい両片想い、とても良かったです!
好きになったキッカケなんて
ほんとにただのキッカケにすぎなくて、
最終的にはお互いを想い合えていればいいんだな
と、思わせてくれる作品でした。
自分の無知さを知ってしまって
素直になれないアイリーンも、
保護者の一線を越えられないレナードも
どちらの気持ちも分かるし切なかった。
良かったです。
車椅子の妻を、これだけ献身的に世話できる人って、本当に稀有だと思います。
愛があっても、毎日の事となると大変なのに、凄いなーと思います。
彼女も、出来るだけ重荷にならないようにと、考えるとこが、えらいなぁ。
お互いのことを大切にし過ぎて、すれ違ってしまうけど、ハッピーエンドで、嬉しい。