あらすじ
『脳男』にも挑んだ超個性的ヒロイン!
被害者の思いがけない接点に隠された謎!
立て続けに起きた殺人事件の被害者となった
若い女性たちは片目を抉りとられていた――。
殺人者はなぜそんな残酷な犯行に及んだのか?
事件に動揺したレイチェルが姿を消した理由とは?
感情は厄介、数学は完璧。
若い女性がサバイバルナイフで刺され、顔を激しく傷つけられたうえに片目を抉りとられるという異様な殺人事件が立て続けに発生した。捜査本部で被害者の接点を探る青木一は何か助言を得ようと鵜飼縣とともに元精神科医のレイチェルの部屋に集まって事件の概要を説明したところ、レイチェルが異常なほどに動揺し、ワイングラスを取り落としてしまう。その時に漏らした言葉が気になってしかたがない縣は、彼女がかつて行った犯罪者の精神鑑定のカルテを調べるよう桜端道に指示して、十年数前に鑑定した凶悪犯が来日していることを突き止めるも、第三の事件の発生とともにレイチェルの失踪を知らされる……。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
アガタに続いて首藤先生の本2冊目。
終盤まで犯人の予想がつかない展開がおもしろく、一気に読み進めた。
が、犯人がわかっても今回はスッキリしなかった。
なぜなら犯人は死んでしまったから。
そして、確実に複数の被害者がいるのに、犯人に対する怒りや憎しみはそこまで描かれていない…不思議な終わり方だったから。
姉妹の生き方からは、人としての強さとその反対にある脆さを感じた。
その釣り合いが崩れた時に人間が壊れるのか…そんな風に感じた。
縣と道、一とレイチェルの関係性が一気に深まって嬉しかった。