【感想・ネタバレ】禅僧とめぐる京の名庭のレビュー

あらすじ

枯山水に立ち現れる深山幽谷、白砂に広がる禅の小宇宙。息を呑む“京の絶景”は、禅の庭にこそある! 世界遺産として登録されることも多い幾多の京都の禅寺の中から21の名庭を厳選し、禅僧ならではの視点から庭に込められた禅的な悟りを紹介し、世界的庭園デザイナーならではの視点から遙か先達の作庭意図を読み解く、今までにない「京の禅の庭」決定版解説書! 庭の平面図付きで、深く濃い見方が分かる。

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Posted by ブクログ

禅僧でありながら日本庭園デザイナーでもある著者が、京都の禅の庭を紹介しながら庭園鑑賞をレクチャーしてくれます。
とてもわかりやすくて役に立つ面白い本でした!
今年読んだ教養新書No.1です。
この本を読むことによって、庭園を見て感じるものは随分変わってくるでしょうね。
もちろん、この本に書かれていることを意識せずに、庭園から感じるものを自分なりに受け止めればいいのですが、やはり予備知識はあるにこしたことはないです。
この本で紹介されている庭園は来年中に全て訪れたいです!

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

著者は作庭家でもあるので、怒涛の薀蓄が開陳される。ミニマムな庭を題材によくここまで語れるなと思う。京都を代表する参道の一つとして鹿王院を挙げている。光悦寺、高桐院を入れて初心者向け参道ベスト3だろう。石畳が一直線に続いていたら何故かウケる。

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2015年07月11日

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