【感想・ネタバレ】逢瀬で読む源氏物語のレビュー

あらすじ

源氏物語研究の第一人者が読み解く物語の秘所。逢瀬、すなわち男女の情交の場面は、男と女が一対一で向き合う緊迫した真剣勝負の場である。そこでは光源氏の物語の中での役割を超えて、女君一人ひとりの個性的な感性・心情・ふるまいなどが、おのずと際立って現れる。そこにこそ、それぞれの女君が源氏との関係を生かされることで背負わなければならない問題、女の生き方の問題がおのずと鋭く現れる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

人の情愛というものは時としてむごいです。
それが女性には姿を見せる権利もなかった
時代ならなおさら。

光源氏は本当に奔放も奔放でした。
憧れの存在までも手を付けたのだから。
そしていわゆる幼女にまで…
ただ、救いなのは少ししか触れられていませんが
ある稀有なブ…な方にも平等ではあったこと。

人って勝手だな!!

0
2022年09月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

[ 内容 ]
源氏物語の女君たちは光源氏との関係を生かされる中で、おのずと「世の中」の問題、つまりは女の生き方の問題に直面させられる。
紫式部に五十四帖もの長きにわたって書き続けさせていった内なる力は、人間の生き方についての、深い興味とあくなき探求心。
源氏物語研究の第一人者が、この物語がえぐり出す人間認識の深みを読み解く。

[ 目次 ]
第1章 光源氏の運命を左右する女君たち(葵の上 藤壷の中宮 六条の御息所 朧月夜の君 紫の上 明石の君 女三の宮)
第2章 男君の執念(愛執の罪 柏木と女三の宮 夕霧と落葉の宮)
第3章 性を拒否する女君(薫と大君 薫と浮舟と匂宮)

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[ おすすめ度 ]

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2011年06月07日

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